妊娠8カ月のとき病気が見つかって緊急入院
夫とは職場で出会って授かり婚をしました。順調に進むと思っていた妊娠ライフでしたが、妊娠後期になると思わぬ展開に。
私が妊娠8カ月のころ、出産予定の病院で検査をした結果、胎児発育不全と妊娠高血圧症候群であることがわかったのです! そのため急遽、NICUのある大学病院を紹介されて転院することに。大学病院でおこなわれた検査で「入院の必要あり」と診断されて、2日後の入院を余儀なくされたのです!
毎日泣いて弱音を吐く私。励ましてくれたのは…
こうして、出産までの1カ月半を病院で過ごすこととなった私。コロナ禍だったため、特別なケースを除いて面会は基本NGでした。
私の場合、胎児発育不全の原因が赤ちゃんの障碍にあるのかもしれないとのことで、医師に羊水検査をすすめられ、検査の説明を受けたのですが、夫と会えたのはそのときのみ。それ以降は、出産まで夫と顔を合わせる機会はまったくありませんでした。
突然の入院となってしまい私が動けないぶん、頑張ってくれたのは夫でした。何も用意できないまま入院してしまった私に代わり、夫が週に1~2回、仕事帰りや休みの日を利用して入院や出産に必要なものを買い揃えてくれ、病院に届けてくれたのです!
夫との連絡は毎日取り合いました。週に一度は電話もしました。入院中に泣いてばかりいた私は、電話でも弱音を吐いてばかり。そのたびに夫は「大丈夫だよ」「今だけ少し頑張ろう、すぐに会えるよ」とやさしく励ましてくれたのです。夫の支えがなくひとりきりだったら、きっとつらい入院生活を乗り越えられなかったと思います!
結局、羊水検査は受けず、帝王切開で男の子を出産しました。出産はとても大変でしたが、頑張ることができたのは夫の存在があったからです。夫がパートナーでなければ、私はつらい入院生活を乗り越えることはできなかったと思います。「この人と結婚して本当によかった!」と、心の底から感じた出来事でした。
文/Yまさえさん
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