義母はM美さんにパパの様子を報告するとともに、「渡したいものがある」と言っていたことも伝えました。パパに事故のことを謝ると決心したM美さんは、娘ちゃんと一緒に病院へ行くのですが……?
面会時に初めて衝撃の事実を知り…
M美さんが緊張してしながら待っていると、車椅子に乗ったパパがやってきました。
「やあ……ごめんね……心配かけて」
久しぶりにパパと会えて、涙を流して喜ぶ娘ちゃん。
「娘ちゃん! ごめんね寂しい思いをさせちゃって!」
「M美も……心配かけてごめん。事故って聞いたときはびっくりしたでしょ」
娘ちゃんとM美さんに謝るパパ。
「いえ……パパ……あの……ごめんなさい。私が家に呼んだばっかりに……こんなことになっちゃって……」
M美さんもパパに謝ると、
「そんなのM美のせいじゃないよ。それに警察の人にも話したけど、M美の家を出てからの記憶がまったくないんだ」
衝撃の事実が飛び出しました。
「えっ!? それ大丈夫なの!? 記憶がないなんて……脳の検査はちゃんとしたんだよね?」
動揺するM美さん。
「検査は異常なしだけど……本当に記憶がすっぽり抜け落ちてるんだよね」
「そんな……それほどひどい事故だったってことよね……私……本当に申し訳なくて」
M美さんは再び責任を感じ始めました。
「いや、記憶が飛ぶのは割とよくあることなんだって! それに事故以外の記憶ははっきりしてるし、それに何より……」
記憶がないことを気にしていない様子のパパは……?
無事にパパへ謝ることができたM美さん。責任を感じないでというパパですが、なんと事故当時の記憶、M美さんの家を出てからのことを覚えていないという衝撃の事実が発覚しました! M美さんが自分を責めないようにパパは一生懸命フォローしてくれますが、やはりM美さんの立場になると「あの日、自分が家に呼ばなければ……」と責任を感じてしまいますね……。