最近ではイクメンという言葉も死語になるくらい、たくさんのパパが育児に積極的です。妊娠中、赤ちゃんはママのおなかの中にいるので何もできないと思っていませんか?生まれてからたくさん赤ちゃんと触れ合いたいと思っているなら、出産準備グッズをそろえるときこそパパの出番ですよ。
チャイルドシートはパパが選ぼう
車にこだわりのあるパパは多いはず。まずは車内インテリアとして、チャイルドシートの選択権をママから得ましょう。取り付けや取りはずしなどはママが苦手なことも多いので、パパが覚えてくれるととっても助かります。安全面などのチェックなどもパパのほうが得意なことも。
産後、自家用車で赤ちゃんとママをお迎えに行くならなおさらです。ひとりでもチャイルドシートのセッティングができるようにしておきましょう。
背の高いパパはベビーカーも一緒に選ぼう
ベビーカーは、ママだけで選ぶと、ベビーカーの押す手持ち部分が低いものになってしまうことも。背が高いパパや、ママとの身長差がある場合には、ぜひベビーカーも一緒に選んでみてくださいね。最近ではカラーバリエーションも豊富になっています。
「赤ちゃんが女の子だからピンクにしようかな」とつぶやくママには、「俺も使うんだからこういう色にしようよ」「2人目のことも考えて男女両方使える色にしない?」なんて提案すると、そこまで考えてくれてるんだとママもうれしくなるはずです。
もちろんピンクや花柄に抵抗ないパパや、女の子ベビーにはかわいいベビーカーに乗せたいというパパもいると思いますので、ママと2人で話し合って、お互いにお気に入りの1台が見つかるといいですね。
抱っこひもは、兼用のものをひとつは選ぼう
赤ちゃんが小さいうちは、ベビーカーよりも抱っこひもを使うシーンが多くなります。赤ちゃんは小さいといっても3kgほどありますので、長時間のお出かけのときにはパパが抱っこすることも多いでしょう。柄だけでなく種類もたくさんありますので、自分が使うことを考えて選びましょう。
ベビーカーと違って抱っこひもは複数買う人もいます。少なくともひとつはパパがお気に入りの抱っこひもを買ってください。赤ちゃんとのお出かけが楽しくなる抱っこひもを選んでくださいね。
出産準備はついついママが主導でやりがち。育児グッズ選びからママと一緒にすることで、パパにも親としての自覚が芽生えますし、赤ちゃんを迎えるよろこびも感じると思います。中期をすぎておなかも大きくなる時期、パパから「ベビーカーどんなのがいいか、今度の休みにでも見に行かない?」なんて誘われることを、ママも期待しているかもしれませんよ。(TEXT:サトウヨシコ)