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夫「パートのくせに」「ごくつぶし」女性軽視の夫からまさかの感謝の言葉が!夫が変わったワケ

昔から女性軽視の発言が多い夫。育った家庭環境やSNSに要因があるようです。私が工夫しながら伝えても「女はすぐ感情的になる」と取り合ってくれず、悩んでいました。しかし、近ごろ職場で後輩が増えるとともに子育てに積極的に関わる男性が増えてきて、なんだか肩身が狭い様子。妊娠中、働けなかった私に「ごくつぶし!」とまで言い放ったことがある夫……果たして変化はあるのでしょうか。

 

「男尊女卑」の考えを貫く夫を何とかしたい…

女性軽視の夫

 

 

女性軽視の夫

 

夫は、結婚当初から女性軽視の発言が目立ちます。というのも、義父は典型的な亭主関白で、家では何もやらずに文句ばかり言い、義母は「はいはい」と何でもやってあげるタイプです。夫もそんな家庭で育ったためか、育児にもあまり協力的ではありません。

 

連日飲み会の予定が入っていることを私が指摘しても、「パートのくせに」「いろいろ言うなら俺くらい稼いでみろ」と言うことも……。しかし、夫の収入は飛び抜けて高いわけではなく、実際は私の収入がないと家計は回りません。

 

さらに、ここ数年はSNSで女性をおとしめるような投稿に感化されている様子。妊娠中、つわりがひどく働けなかった私に「ごくつぶしのくせに」と言い放ったこともありました。パートで働きながら初めての子育てと家事に追われている私は、我慢ならず言い返すこともありました。すると夫は、「これだから女は……すぐ感情的になる」などと言って、話題をそらす始末です。

 

夫の男尊女卑的な発言が増えるたび、娘が大きくなったとき、もし夫が同じようなことを娘にも言いだしたら恐ろしいと考えるように。夫の考えを、どうにかして少しでも変えられないだろうかと常々思っていました。

 

 

職場の雰囲気が変わり居心地の悪さを感じる夫

ある日の夕食中、なんだか夫に元気がない様子。どうしたのかと尋ねると、夫は静かに話し始めました。

 

夫によると、最近は職場で子育てに積極的に関わる男性社員が増えているとのこと。「週末は自分が子どもと公園に行っている」「妻や子どものお弁当を作っている」といった、家庭での協力体制をアピールする会話が周りで頻繁におこなわれているそうです。

 

今までは、小さい子どもがいても帰りの時間も気にせず飲み歩き、「家事なんか女の仕事」といった人が多かった夫の職場。若い社員が増えたことで雰囲気も変わったようです。

 

また、夫が特に驚いていたのは、部署のリーダーであるAさんの変化。Aさんは、夫が尊敬している先輩の1人で、最近子どもが生まれました。私もたびたびAさんの話は夫から聞いていましたが、毎日遅くまで仕事をしてから飲み歩いているイメージで、「奥さんも大変そうだな」と思っていました。

 

今ではそんなAさんが夫に、子どもの写真を見せながら、「奥さんはいつも頑張ってくれていて感謝しかない」と話していると言います。夫は少し不思議そうに、「Aさん、仕事人間だったのに……」と首をかしげるのです。

 

ようやく聞けたあの言葉!少しずつ変化が

その週末、「今日は俺だけで娘と公園に行ってみるわ」と夫がひと言。私は耳を疑いましたが、その言葉に甘えることにしてみました。数時間して帰ってくると、「公園って大変だな。目が離せない……いつもありがとう」と夫から感謝の言葉が! 娘も楽しかったようで、私は心の中で小さくガッツポーズをしました。

 

それからも、夫の言動は少しずつ変わってきています。以前は「俺の稼ぎで食わせてやっている」という態度だったのに、「疲れているのに、ごはんをありがとう」と声をかけてくれるように。また、休日に自ら掃除機をかけたり、片付けをしたりすることが増えました。

 

さらに、Aさんが早く仕事を済ませて家に帰るようになったことにより、頻繁にあった飲み会も減少。夫が飲み会に行く際も、今までのように終電ではなく21時ごろ帰ってきてくれることが多くなりました。

 

まとめ

周りの男性が妻への感謝を口にしたり、積極的に子育てに関わったりしている姿を見た夫。時代は変わりつつあり、自分の家庭での振る舞いは間違っていたのでは、と考えるきっかけになったのではないでしょうか。

 

今も怒りに任せて心ない言葉を発することがありますが、その後にハッとした顔をして、分が悪そうにしている姿が見られることも。娘が生まれる前は言い返せなかった私ですが、今後も夫に対して、自分の言動を振り返るよう根気強く伝えていこうと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:林 れいな/30代女性・パート。2023年生まれのマイペースな女の子と、アウトドア好きな夫との3人家族。子育てと仕事に追われ、趣味時間・睡眠時間確保の難しさに悩み中。音楽フェスへの参加が毎年の楽しみだが、年々衰える体力に気付かないふりをしている。

マンガ/☆まかりな☆かな

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

 

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