「尿をためて固定具を作る？」放射線治療が始まる前にやったこと #子宮頸がんゆる闘病記 32

抗がん剤治療をすることが決まり、抗がん剤治療について恐怖で頭がいっぱいになったとりだまりさん。先生に抗がん剤は本当に効果があるのかと聞くと、「わざわざつらい思いしてでも効果が見込めるからやるんです」と言われ、腑に落ちました。

 

抗がん剤治療の前に、髪は短くしておいたほうが抜け毛のショックが少なく、掃除もラクだと聞き、美容院でショートカットに。そのほか、実際の治療が始まる前に病院で準備することがいろいろあり……。

 

 

 

放射線治療のために入院をすることになったのですが、その前に放射線治療に使う「固定具」を作ることに。

 

放射線治療では、治療前に1時間ほど尿をためます。

 

尿がたまった状態にして放射線を当てることで、放射線の患部以外へのダメージを避けるためなのだそう。

 

そのため、固定具を作る際も、1時間分の尿をためた状態で作りました。

 

 

 

全裸でペンで何か書かれる……というのが、変なプレイみたいでちょっと楽しかったです（笑）。

 

ここから、固定具作りがスタート！

 

 

 

スケルトンの濡れバスタオルのような素材が、うちわで冷ますと固まるわけです。

 

でも、なんでうちわ……？ 扇風機とかでも良さそうなのに。

 

わらわらと、放射線技師さんたちが出てくるのが、ほほ笑ましい。

 

あと少しで完成です！

 

 

 

悩みに悩んだカツラについては、結局、入院前には買えませんでした……。

 

安いカツラも見に行ったのですが、種類があり過ぎて、目移りしちゃったんですよね。

 

ネットで買える、「帽子＋付け毛」のタイプも、涼しくて良さそうだな、と思ったり。

 

「いざとなったらネットで買えばいいや～！」と思った決断が、後日、良いほうに転がることになるのですが、このときの私には知る由もなかったのでした。

 

 

再入院の前の1カ月間は、結構することがあったと、とりだまりさん。放射線治療に向けていろいろな準備が必要なのですね。

 

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