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「抗がん剤をやります」マジか…病理検査の結果がいよいよ出て #子宮頸がんゆる闘病記 31

「子宮頸がんゆる闘病記」第31話。2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの体験を描いたマンガ。おなかの膨らみに気付き、婦人科を受診。その後、がんの専門病院で詳しい検査をすると子宮頸がんと診断されました。手術をおこない、無事に退院。その後の病理検査の結果で、抗がん剤治療をするかどうかが決まるのですが……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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子宮頸がんの手術後、シャワーのたびに生々しい手術痕を見てギョッとしていたとりだまりさん。ただ、手術痕はポジティブに捉えていました。それは大きな手術痕がある友人が、傷痕は「自分を生かしてくれた勲章」と言っていたことから、とりだまりさんも同じように手術痕は勲章だと思えたのでした。

 

病理検査の結果が出るまで、今後の治療の有無が決まっていなかったのですが、ついに結果が出ました。抗がん剤治療について恐怖で頭がいっぱいになり……。

 

病理検査の結果は…?

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

病理検査の結果が出るまで、宙ぶらりんになっていた「今後の治療の有無」。

 

ようやく結果が出て……抗がん剤治療をすることに。

 

正直、涙が出そうになりました。

 

激しいショックと、抗がん剤があまりにも怖くて、先生に「抗がん剤って本当に効果あるんですか?」と軽くキレてしまった私。

 

だって抗がん剤、怖いもん。

 

でも、先生の言葉で、なんだかとても安心したことを覚えています。

 

抗がん剤治療をする覚悟も固まりました。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

「30万円のお高いカツラでも買う! 私の心の平安のために!」と以前は思っていましたが、いざ実物を買うとなると、「本当ににいいの……? 30万円……」と揺れて揺れて。

 

結局もう少し考えることにしたのでした。

 

そんな私に、抗がん剤治療の先輩である、フルダテさんがくれたアドバイスとは……。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 31

 

昔、本当に似合わなかったので、このときも髪を短くするのが本当に嫌でした。

 

それなのに、治療のために切らざるをえなくなって……。

 

気付けば、「この人より、私のほうが不幸」と無意識のうちに比べて、不幸マウンティングを取ってしまって。

 

そんな自分の不幸に酔っぱらっていた私ですが、美容師さんは心地よく酔いを覚ましてくれたのです。

 

お母さんが弱っていくところを間近で見ていた経験は、とてもしんどいものでしょう。

 

そのしんどさを、やさしさに変えることができた、とてもすてきな美容師さん。

 

できれば私も、そんなふうになりたいなと、とても自然に思うことができました。

 

彼のおかげで、似合わないと思っていたショートカットが似合うこともわかり、「嫌だな~」しかなかったこの時期が、ちょっと楽しいものになったのでした。

 

 

抗がん剤治療を控えて、しんどい時期に、この美容師さんに出会えてよかった、とりだまりさん。つらいことがあると、無意識に人に当たってしまうこともありますよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターとりだまり まど

    ライターのとりだまり まどさんが弱音を吐きつつゆるくつづる、子宮頸がんの記録「子宮頸がんゆる闘病記」

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