お義父さんに望んでいることを聞かれたさちこさんは「離婚してほしい」と伝えます。逆上するかずおさんに対して、さちこさんはたまっていた思いをぶつけ「あなたみたいな父親いないほうがマシだわ」と伝えました。
さちこのさらなる望み
お義父さんはさちこさんの想いをくんでくれ、「他に(望み)はありますか?」と尋ねます。
「親権は私がもらいます。子どもたちが成人するまで、養育費を振り込んでください。働けるようになるまで家賃と生活費を負担してください」と望みを伝えるさちこさんに、
「離婚したら孫には会えないの?」と慌てるお義母さん。
「いいえ、面会交流のときはお義母さんも来てください」と歩み寄るさちこさん。
ですが、「そんなの不公平!かずおの血も、私の血も入っているの。双子のどっちか1人をうちで育てましょう」と言うお義母さん。
その言葉を聞いて、「お義母さんとの面会は拒否します。慰謝料も請求させてください」と付け加えます。
呆然とするお義母さんとかずおさんに代わり、お義父さんが「もちろんです。精一杯償わせてもらいます」と返事をしました。
絶対に言ってはいけないことを言ってしまった義母。子どもたちは物ではありません。ひとかけらの希望を自分の手で無くしてしまいました。