たくさんの質問に答え、無事カウンセリングを終えたきなこもちさん。いよいよ精密検査がスタートします。これでもかというほど、口の写真を撮られまくる検査であることが判明し……。
そんなに撮る?! あらゆる方向から口を撮影
顎にツブツブのようなシワができることがありますが、いわゆる「出っ歯」や「受け口」と言われる状態で、口を閉じようとすると力んでしまいシワができてしまうんですね。
幼少期から「口を閉じなさい」とよく言われていたきなこもちさん。写真を見返すと自分だけ顎にシワができていることに初めて気づいたそう。
精密検査ではレントゲンで顎骨の形状を撮影するだけでなく、口の中や顔の形状をあらゆる角度から撮影していました。
40枚近くの写真撮影では、撮られる側も撮る側もとても大変そうですが、さまざまな方向から顎や口腔内の状態を見ることで、正しい診断につながるのですね。
監修/歯科医師 古川 雄亮
※顎変形症とは:上顎や下顎の形状や大小のバランスの異常により、顔貌、発音、噛み合わせに問題が起こり、咀嚼や会話、顎関節の動きに異常をきたすこともあります。下顎が突き出す下顎前突、上顎が突き出す上顎前突、いわゆる「受け口」や「出っ歯」と呼ばれる状態は、顎変形症の代表的な症例です。顎変形症は生まれつきのものが多いですが、下垂体の腫瘍や顎関節部の外傷などによっても起こることがあります。軽度の顎変形症は歯列矯正のみで対応可能ですが、骨格的な歪みが大きく顎を動かさないと噛み合わせを改善できない場合は顎骨を切る外科矯正治療の適応になります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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