「ピコン」とスマホが鳴り、また辛田さんからメールがきたのかと思ったあおばさん。
しかし、通知を見てみると……。約1年ぶりに美山さんからメールがきたのです!
美山さんは、予定日より2カ月早く出産したと言いました。そして、すぐに娘さんの写真を送ってきてくれました。
後日、美山さんと会うことになったあおばさん。美山さんから、会えていなかった1年間の話を聞きました。
美山さんは、転院先の病院でも入院中に出血を繰り返していて、妊娠32週の夜中に破水をしてしまったようで……?
あともうちょっとだけおなかの中にいてね
転院先の病院でもたびたび出血があった美山さんですが、入院中に32週を迎えられ、ガッツポーズ。
「あともうちょっとだけ、おなかの中にいてね」
そう、おなかの赤ちゃんに語りかけました。
しかしその数日後、夜中に「ピチョン」という音で目が覚めました。
美山さんは寝ぼけながら、出血したのかと思いトイレで確認しましたが、血は出ておらず少し濡れていました。
気のせいかと思い、そのまま部屋に戻ろうと歩き出した瞬間、あたたかい何かが足の間を伝っていったのです……。
◇ ◇ ◇
美山さん、もしかして破水したのでしょうか……。助産師さん曰く、破水は人ぞれぞれで、破水した瞬間にわかることもあれば、尿漏れと区別がつかないなど、自分では破水かどうかの判断も難しい場合もあるそうです。そのため、自宅や外出先で破水したかもしれないと思ったときは、産院に連絡して指示を仰ぐことが大切なのだそう。いざというときのために、診察券番号や予定日などを控えておくと焦らずに連絡ができそうですね。