※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。
※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。
妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々が始まったのです。
妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々が始まったのです。
すぐに涙が出てしまうほうなので、一連の出来事の中で何回か泣いてるのですが、通院が
1カ月に1回に延びたとき、安心してエスカレーターで涙が出てきたのはすごく覚えています。
元々ポジティブなほうだし、「なんとかなる、大丈夫」と思ったときは本当になんとかなってきたのですが、このときは
「赤ちゃんがいてくれると思ったけどダメだった」
「子宮外妊娠かと思ったらそうじゃなかった」
「胞状奇胎でないといいなと願っていたけど胞状奇胎だった」
などとマイナスなことばかりが続いていたので、気持ちが少し後ろ向きになっていました。
「もしかしたらまたホルモン値があがっちゃうかもしれない」
「抗がん剤治療になるのかもしれない」
と不安が大きくなっていたんだと思います。だからこそ、この出来事の中では初めて
「ホルモン値ゼロになった」
「通院の期間が延びる」
といういい報告が聞けて、安堵の涙が溢れました。
これまでペンコさんは、妊娠したと思って受診したら、異所性妊娠(子宮外妊娠)かもしれないと言われ、検査すると腫瘍だったと言われ、さらに胞状奇胎であると言われ……と、検査をするたびによくない結果が出ていたので、心も疲弊してきていました。
しかし、hCGの数値を計る血液検査に通う日々では順調に数値は下がっていき、週に1度の検査が、2週に1度になり、そして1カ月に1度に。通院回数が減っただけではありますが、初めて良い方向に向かっていることを実感でき、ペンコさんは初めて安心できたのです。ペンコさん、本当によかったですね!
なお、ペンコさんが患っていた胞状奇胎という病気は、血液検査でhCGという妊娠性ホルモンの値が下降してゼロに近い数値になっていくことを確認していきます。このhCGの数値が下がらない場合は、別の病気(侵入奇胎や絨毛がん)に移行している恐れがあるためです。
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 REIKO
ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。
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