抜歯手術を終え、矯正治療がスタートしてからあることに悩まされているというきなこもちさん。そして、職場で出くわす矯正治療中ならではの困ったできごととは……?
あわわ…!朝起きたら大変なことに
※矯正治療中はワイヤーが口に入っていることで若干口が閉じにくくなっていること・ワイヤーが口腔内を刺激することなどが原因で唾液が出やすくなります。きなこもちさんの場合は、抜歯したことで歯と歯の間にすき間ができたことで唾液が流れ出やすくなっていると言えます。(コメント/歯科医師 古川雄亮)
※せんべいなどの固い食べ物はブラケットが外れる原因となり得やすいため、矯正治療中は食べるのを避けます。また、ガムやキャラメルなどの粘着性のある食べ物も葉に張り付きやすくブラケットが外れる原因になりやすいです。また、矯正治療中はいつも以上に虫歯に注意しなければならないため、飴など虫歯の原因となる食べ物も避けた方が良いでしょう。(コメント/歯科医師 古川雄亮)
矯正治療を始めてからのきなこもちさんの悩みは、よだれが大量に出てしまうこと。
6本の抜歯手術をしたため、歯と歯の間にできてしまったすき間から自然とよだれが垂れてきてしまうのだとか。特に朝起きたときは枕がよだれまみれになってしまいとても困っているそうです。
ほかにも矯正の悩みあるあるがあるそうで、それが職場での差し入れ問題! 矯正治療中はどうしても食べられるものに制限が出てしまいます。
特におせんべいのような固いもの、虫歯のリスクや矯正装置に張りつきやすい飴やキャラメルは食べたくても食べられません。
職場で自分が矯正治療中であることを常に認識してもらう状況を作るのは難しく、かといって好意でいただいたものを断るのも気が引ける……とモヤモヤしてしまうきなこもちさん。
そこで対処法として、その場ではありがたく受け取りそっと持って帰るようにしているそう。矯正治療中の方がいたら、気にかけるようにしたいですね!
監修/歯科医師 古川雄亮
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※顎変形症とは:上顎や下顎の形状や大小のバランスの異常により、顔貌、発音、噛み合わせに問題が起こり、咀嚼や会話、顎関節の動きに異常をきたすこともあります。下顎が突き出す下顎前突、上顎が突き出す上顎前突、いわゆる「受け口」や「出っ歯」と呼ばれる状態は、顎変形症の代表的な症例です。顎変形症は生まれつきのものが多いですが、下垂体の腫瘍や顎関節部の外傷などによっても起こることがあります。軽度の顎変形症は歯列矯正のみで対応可能ですが、骨格的な歪みが大きく顎を動かさないと噛み合わせを改善できない場合は顎骨を切る外科矯正治療の適応になります。
きなこもちさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。
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