私の実家は夜型家庭
私の実家は、朝3時くらいまで家の明かりがついているほど「夜型」の家庭です。低血圧で朝起きるのが苦手な専業主婦の母は、夜間に家事を済ませます。とはいえ、平日はいつも、頑張って早く起きてお弁当を作ってくれていました。
しかし、土日祝日など学校がない日には「朝早くは起きられない」と言って朝10時近くまで寝ている母。母は几帳面な性格だったため、たとえ朝早く起きられなくても、夜遅くに掃除や洗濯、風呂洗いなどをしてくれていました。そんな家庭で育った私は、物心つくまでは「夜型」の家庭環境を普通だと思っていたのです。
夫の実家は朝型家庭
私の実家では「23時に寝る」と言うと、「ちょっとはやいんじゃない? どうしたの?」と心配されるのですが、夫の実家はこの真逆で……。21時には就寝し、義家族は朝の5時から6時には起きるのです。
そのため、夫の実家に初めて泊まったときには、とても戸惑いました。夫と結婚してからも、なかなか「夜型」の生活スタイルが抜けず、義両親が起床時間を合わせてくれたり、先に起きても物音を立てないようにしてくれたりと、気をつかわせてしまいました。
正しい生活習慣を築いていきたい
「日中に活動するほうが体にもいい」と思い、そのことを夫に伝えると「そうだね、今の夜型生活を変えていけたらいいね」と言ってくれて、少しずつ見直すことにしました。しかし、私自身、仕事が忙しくなかなか思うように生活習慣を正すことができていないのが現状です。これから、少しずつでも生活習慣を整えていけたらいいなと思っているところです。
結婚するまでは、「夜型」の生活が普通で、なんとも思っていませんでした。しかし夫と結婚し、義実家の生活習慣に触れたことで、私の中の考えにも変化が。これから、夫と協力しながら自分たちが過ごしやすい生活スタイルと見つけていけたらいいなと思っています。
著者/池森 りえ
イラスト/おんたま
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