育児がひと段落したら、仕事復帰したい。家事や育児の経験が仕事にも生かせたらいいな。そんなふうに考えているママは多いのではないでしょうか。そこで今回は、ママにおすすめの資格をご紹介します。
産後ドゥーラ
産後ドゥーラとは、産前産後の女性をサポートする人のこと。依頼者の希望を聞きながら、育児(赤ちゃんのお世話・上の子の送迎など)や家事(そうじ・洗濯・料理・買い物など)をサポートします。だけど、ただ家事・育児をするのではなく、“産後のママの心に寄り添う”というのが大きな役割です。
産後ドゥーラになるにはいくつか方法がありますが、初めての人は一般社団法人ドゥーラ協会が実施している講座を受講し、資格を取得するのが近道。取得後はドゥーラ協会の認定産後ドゥーラとして登録ができるので、未経験からでも活動しやすくなります。
ベビーマッサージ
ここ数年はベビーマッサージブームで、資格をとって活動しているママタレントもいますよね。おうちで教室を開きたいというママにとっては、子どもが小さくても取得しやすい資格のひとつです。
ベビーマッサージの講座はいくつもの団体が実施していて、通信教育やスクール型など、さまざまな方法があります。カリキュラムや習得にかかる時間もまちまちなので、自分に合ったものを見つけるのがポイント。資格取得後は、自分で教室やサークルを主宰したり、子育て支援イベントの講師をしたりと、さまざまなシーンで活躍できそうです。
整理収納アドバイザー
整理収納の知識とテクニックを持つ、いわゆるお片付けのプロ。認定講座を受けるだけで取得できる3級、テストに合格したら取得できる2級、さらにハイレベルな1級があります。1級を取得すると、整理収納のプロとして本格的にお仕事ができるように。
仕事の内容としては、片付けに悩む家に行って個別にアドバイスする整理収納コンサルティング、住宅関係の整理収納セミナーなど。家事代行サービスでもこの資格を持っていると重宝されます。ブログなどで収納テクを紹介して本を出版した人もいるので、インテリアや収納に興味がある人は要チェックです。
食育インストラクター
食育に関する幅広い知識を対象とした資格で、食材のじょうずな保存方法、食品添加物の種類、栄養を損なわない調理法、食事のマナーといった身近なテーマについて学んでいきます。食育の第一人者である服部幸應さんの監修による「食育インストラクター養成講座」が有名で、講座修了後に試験に合格をすれば資格取得となります。
資格取得後は、料理教室やセミナーを開いたり、また食育の知識があることからスーパーやレストランなどへの就職もしやすくなると思います。おいしい料理で家族をよろこばせてあげたい、育ち盛りの子どもに体にいいものを食べさせてあげたい。そんな気持ちも叶えてくれそうな資格ですね。
いかがでしたか?実生活でも役に立つ資格もあるので、すぐに仕事に生かせなくても勉強する価値がありそう。新年になにか始めたいという人はチェックしてみてくださいね。(TEXT:妹尾香雪)