話を聞きに家まで行くと、謝罪と共に「初めて無理かもしれないと思った」と話してくれた谷先生。はちみつこさんは、前に働いていた保育園の休憩の様子を話しました。思い返すと、前の保育園の休憩中も働いてはいましたが、黒井奈保育園とは比べ物にならないくらい楽でした。「はち先生、私……」
月曜日に異変が
「大変ですけど、やっぱり1年は頑張って続けようと思います」親の反対を押し切って保育士になった谷先生は、もう少し頑張ってみることに決めたようです。
良かったと思う反面、本当に辞めたいのは自分だと気づいた、はちみつこさん。
この時は、まだ5月。「入ったばかりで辞められない」と、必死に自分を奮い立たせていました。
はちみつこさんが、保育士になった理由は2つ。
1つ目は、両親が共働きで夜家にいなかったので、幼少期に自分が寂しい思いをしたこと。
もう1つは、幼稚園の時に理不尽な理由で先生に怒られたこと。自分は絶対そんな風にはならない!と思ったのです。
しかし、今は子どもと一緒に泣きたくなっている情けない自分に、胸を張って保育士です!と言えるのか、不安でいっぱい。
谷先生が辞めてしまうのかと思いましたが、残ってくれて良かったですね。でも、はちみつこさんの方が辛そうで気になりますね。
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