義母の余命宣告、アキラの離婚拒否により、離婚が難航している洋子。そんなある日、アキラが不倫が発覚! そこで洋子は、いちばんの理解者である友人の里江に電話をかけます。
友人の里江に、夫の不倫の事実を話した洋子。「争うよりも解放されたい」と言う洋子に対し、里江は心強い言葉をかけてくれます。
一方、洋子が働く病院には義母が入院していましたが、余命宣告通りの事態に……。
不倫の事実を弁護士に相談するも…
友人の里江は、「制裁を与えてやらなきゃ」と洋子を奮い立たせます。しかし洋子は、「精神的につらすぎて……」と尻込み。
そんな洋子に対し、「話くらいいつでも聞くし、子どもたちを預けにきてゆっくりしても全然いいからね!」と、心強い言葉をかけてくれました。
その後洋子は、弁護士に夫の不倫のことを相談。
しかし弁護士からは、「別居後にわかった不倫については、慰謝料請求ができる可能性は極めて低い」という返答でした。
「もっと早く動いていれば…」と後悔するものの、諦めるしかなかった洋子。
そんななか、洋子が働く病院に入院する義母の容体は日に日に悪化し、余命宣告が外れることなく、義母は亡くなってしまったのです。
別居前から続いていた不倫にも関わらず、別居後に判明すると慰謝料は取りにくいという、なんとも歯がゆい現実。そして、奇しくも洋子が働く病院で最高の治療と看護を受けて亡くなった義母。洋子はこのあと無事調停が進むのか、心配ですね。