離婚調停がスタートしたものの、お互い意見を曲げず平行線を辿ったまま。そんななか、アキラは財産分与をもらう権利を主張してきます。
「洋子が働きに出ている間、義母が孫の世話を押し付けられていた。だから亡くなった母のためにも嫁からお金をもらう必要がある!」という、マザコンぶりを発揮したアキラの陳述。それに対し、洋子の反撃が始まります。
アキラのとんでもない言い分に、洋子が反論開始!
孫のお世話をしてきた亡き母のためにと、お金を要求するアキラに、洋子も反論します。
「家族会議の結果、承知のうえでお世話をしていただいていたので、押し付けたわけではありません」
「毎月1万円、年2回のボーナス時には3万円を義母に渡していました」と事実を語ります。
洋子は給料から天引きするかたちで、子どもたちのために必死に貯金してきました。
一方、アキラは自分の給料は毎月全部使い切っており、貯金を勧めても「俺が俺の金をどう使おうとお前には関係ねえだろ!」と反論していたのです。
貯金はしない、養育費も払わない、でも死んだ母のために財産分与は請求する……。
そんなアキラを見て、とんでもない男だと改めて憎しみを感じる洋子なのでした。
離婚調停はまだまだ難航しそうですね……。アキラがもっとボロを出し、洋子に有利に動いてくれることを願います。