義母は散々文句を言いながらも、老後は世話になる気満々。とりあえずスルーして夫にも不満を聞いたところ、「俺は……さとこはよくやってくれていると思うし、さとこに対しては特にない」「お袋に対してはいろいろ思うことがある」と話し出して……。
言い出したら止まらなくて…
「まず、食事に関してですが、こちらも家事育児と忙しいので、冷食が嫌ならご自分で作ってください」
さとこは延々と、義母に対する不満と改善してほしいことを、笑顔で話し続けます。
ど正論のため、何も口を挟むことができず、しまいには「なんか動悸がしてきたわ…」とつぶやく義母。
それでも、さとこは手を緩める気はなく……。
「大丈夫ですか? まだあるので頑張って聞いてくださいね」
「あ、一回休憩挟みましょうか?」
義母の様子を気にしながらも、話を続けたのです。
ついに義母に不満を伝えることができたさとこ。長い間我慢していたため、簡潔に話そうと思っても、どうしても言いたいことが出てきてしまいますよね。