サキは外へ働きに出ることに。夫の了承を得て、義母にも相談すると「ハナちゃんはどうするの?」と質問が。保育園に預けると言うサキに「家にいるんだから、私が面倒みるわよ!」と言う義母。
内心驚くサキでしたが、義母の言葉を信じて預け、近くのスーパーで働くことになったのですが……?
勤め始めたスーパーの店長が…
サキがスーパーで働いていると……
「もしかしてシズさんとこのお嫁さんかしら?」
少し田舎で義母の顔が広いということもあり、いろんな人に声をかけられました。
知らない人でも、どんなときでも挨拶をして、声をかけられることに慣れたサキ。
そしてバイト先のスーパーの店長は……
「サキちゃん、仕事には慣れた? みんなからも評判良さそうだね!」
「ありがとうございます! まだまだですが、頑張ります!」
サキがそう答えると、
「サキちゃんは若いからすぐ覚えられるよ!」
そう言いながら肩を触ってきました。
あ然とするサキは、店長に何も言い返せませんでした。
そして、バイトに慣れ始めて数日が経ったころ。
勤務中に店長から呼ばれました。
「研修は今週で終わろうと思うんだ。レジはしっかり覚えられた?」
「はい! レジ打ちは何とかできそうです」
サキがそう答えると……
「よかったよー。他の仕事は徐々に覚えてくれればいいから。で、来週からのシフトはこんな感じでいいかな?」
確認して……と言いながら、店長はサキの肩をぐいっと引き寄せました。
「言ってくれれば調整するからさ! それと今日……歓迎会やろうと思うんだけど……」
どんどん顔を近づけて話しかけてくる店長。
「子どもが待ってるので、急にはちょっと無理です」
怒る気持ちを抑えながら断るサキ。
そこにドアをノックする音と、「店長ー」と誰かの声が聞こえて……?
バイト先の上司は、馴れ馴れしく下の名前にちゃん付けして呼ぶ、ボディタッチが多めのセクハラ店長でした。結婚して子どもがいることも知っているのに、どういうつもりなのでしょうか……。皆さんはこんなとき、どう対応しますか?