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「黒い下着にびっしり白い粉が…」体中から粉が吹く驚きの乾燥肌に自分でもできた対処法【体験談】

年齢を重ねると、肌が乾燥するのは仕方がないと思っていました。ただ5年ほど前に、乾燥がひどくなったと自覚させられる出来事がありました。足のすねや背中がかゆくなるのをはじめとして、ある日、体中から粉が吹いていることに気が付いたのです。普段私は黒い下着を愛用しているのですが、洗濯する前に何げなく見たら、下着にびっしりと白い粉が付いていました。それは頭皮から出る細かなフケにそっくりでした。その詳細をお伝えします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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体中の保湿は無理!体の洗い方と下着の材質を検討

乾燥肌対策のために最初にしたのは、入浴を見直すことでした。肌の乾燥なら保湿を考えるのが先かもしれませんが、とにかく全身が粉を吹いていたので、とても自分で毎日保湿できる気がしませんでした。そのため、保湿以外の方法を考えたのです。

 

もともと長女は幼いときからアトピー性皮膚炎を繰り返していたため、皮膚科の医師に体を洗うときはタオルなどでこすらないようにと言われていました。アトピー性皮膚炎の人の肌は乾燥しているので、私もまねをしてみようと思い、手のひらにせっけんを泡立ててやさしくなでるように体を洗うことにしました。

 

また、肌着の材質も見直しました。冬は温かいほうが良いだろうと、機能性インナーを愛用していましたが、ネットで調べるとこうしたインナーは肌に合わない人もいるため、乾燥肌の人は避けたほうが良いという記事がたくさん見つかったのです。そこで少しでも乾燥が和らげばという思いで、主に綿を使った肌着に変えました。 

 

ぶり返す乾燥肌!年齢に応じた体の洗い方とは

入浴方法と肌着の材質を見直すことで、ある程度の効果はありました。完全になくなったわけではありませんが、体から吹いていた粉はかなり少なくなったのです。どうしても気になる場所には手の届く限り保湿剤を塗ることもありましたが、しばらくの間はそれほど乾燥を気にすることはありませんでした。

 

しかし2年ほどたつと、また乾燥が気になるようになったのです。肌のことを考えて選んだ黒い綿の肌着の全面に白い粉がびっしりと付くようになったのです。ちょうどそのころ、25歳になっていた長女がせっけんを使わないと肌が乾燥しなくて良いと教えてくれたので、思い切って私も実行しました。 お風呂では汚れやすい足の裏や脇の下を洗うときだけせっけんを使い、あとはお湯で流すだけです。

 

最初は抵抗がありましたが、わざわざせっけんを泡立てて体を洗う手間がなくなるため、ズボラな私には一石二鳥でした。 これでしばらくの間は、乾燥が和らいでよかったのですが、また冬の乾燥が気になるようになりました。毎年年齢を重ねているわけですから、それも仕方がないと思っています。

 

 

現在の肌の状態と私が試した入浴剤の効果

現在の私は、ただお湯で体を流すだけでも、お風呂上がりには全身が乾燥してしまいます。もちろん体中から粉が吹いています。いくら中高年とはいえ、このまま放っておいても良いものかと悩んでいました。そんなときにたまたまもらい物の入浴剤を使ってみたら、お風呂上がりの肌がいつもより滑らかに潤っているように感じられました。

 

ネットでも調べたところ、乾燥肌を保湿してくれるという入浴剤はたくさん販売されています。入浴剤なら手の届かない場所も保湿できるし、お風呂上がりに保湿剤を自分で塗る手間がありません。その冬は毎日入浴剤を入れたお風呂で温まりました。

 

入浴剤を使うことで、まったく乾燥が気にならなくなったわけではありません。しかし、入浴剤を使ったほうが確実に状態は良くなると実感しています。私は乾燥によるかゆみで、体をかきむしることがかなり減ってホッとしています。

 

まとめ

乾燥肌にせっけんを使わない、お風呂には入浴剤を入れるというのは、手間も費用もそれほどかからないので現在も続けています。手間や費用がかかることは結局続けられないと思うので、これからもこの2つの方法を続けていこうと思っています。

 

年齢的な変化もあるため、私の乾燥肌は完全には治らないでしょう。でも、皮膚の乾燥を体験してみると常にヒリヒリしたり、かゆみがあったりととても不愉快です。だから、放置してはいけないとわかりました。 もっと乾燥がひどくなったら専門家の手を借りたいと考えていますが、そうなる前になんとか自分にできる方法で肌をなだめて、そこそこ快適に生活していきたいと考えています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:ゆみこ

20年以上専業主婦をしており、成人した娘が2人。5年ほど前から、体のお悩みがいろいろと出て来るようになったが、自分なりにうまくやり過ごしている。

 

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