病院へ向かう車中で出産してしまった優花さん。放心状態のまま赤ちゃんを抱き寄せるものの、赤ちゃんが泣いていないことに気づいて我に返ります。必死で赤ちゃんをさすり続けると……!?
お願いだから声を聞かせて…














車中で限界を迎えた優花さんは、そのまま車内で出産。なかなか泣かない赤ちゃんを必死でさすり続けます。すると……。
弱々しいながらも、ようやく声を出して泣き始めた赤ちゃんを見てホッと胸をなでおろします。しかし、季節は真冬。暖まりきっていない車中で羊水で濡れた優花さん親子は凍えるような寒さに襲われていました。
その後、駆けつけた救急隊によって処置がほどこされましたが、赤ちゃんのへその緒を切ったことで、病院で出生証明書を発行してもらえないというトラブルに見舞われることになるとは、このときの優花さんは知る由もありませんでした。
車中という予想外の場所で出産し、必死に赤ちゃんの命をつないだ優花さん。ようやく聞こえた小さな産声に安堵したのも束の間、寒さや処置の影響など、出産は「産んだら終わり」ではない現実を突きつけられます。無事に生まれたあとも、思わぬトラブルが起こることがあるもの。急隊や医療の存在がいかに心強いものかを改めて感じさせられますね。
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あおば