知人の紹介で知り合った男性と連絡先を交換
20代後半になり、いわゆる結婚適齢期と言われる時期に差し掛かった私には、彼氏すらいませんでした。しかし、結構願望はあって「結婚を前提としたお付き合いがしたい!」と強く思っていたため、この話を友人にしたところ、友人から男性を紹介してもらえることに。
そして、彼と私は連絡先を交換し、やりとりをすることになったのです。私は友人に感謝しつつも、「うまくいったら、結婚できるかもしれない!」と期待を膨らませていました。
「彼に会ってみたい!」と思うように
彼と連絡を取り合う中で、私たちには共通点が多いことに気がつきました。2人とも旅行が好きなこと、出身地が同じであったこと、本を読むのが好きなこと。また、彼と私は仕事は違ったものの、異業種だからこそ、彼の仕事の話は私にとって興味深いものでした。
彼とのやりとりはとても楽しく、私はいつも彼から連絡がくるのを心待ちにしていました。そして、「彼に会ってみたい!」「一緒に食事に行きたい!」と思うようになった私は、彼と食事に行く約束を取り付けたのです。
彼の煮え切らない態度に…
彼との食事は楽しく、共通の趣味である旅行や読書の話や、お互いの仕事、休日の過ごし方について話しました。そして、今回はこれでお開きとなったときに、私はこう尋ねたのです。
「次はいつごろお休みですか?」
「昼と夜だったら、どちらがいいでしょうか?」
「おいしいと聞いたレストランにごはんに行きませんか?」
しかし、彼からの返答は曖昧なものばかり。「いつ休みかわからない」「今ちょっと忙しくて」などと、煮え切らない態度なのです。仕方なく、次に会う約束をすることなく、この日は解散しました。
数日経ってから、改めて私は「また食事に行きませんか?」とメールで誘ってみました。しかし、「ちょっとまだ次はいつ休みになるかわからなくて」と、またもや彼は返事を濁すばかり。「この人にはきっと結婚願望もないし、恋愛をする気もないんだ。だって、食事すら行こうとしないんだから」と判断した私は、彼と連絡を取り合うのをやめてしまいました。
ひょっとしたら、私が連絡した時期は、彼にとって本当に忙しいときだったのかもしれません。でも、「結婚はタイミング」と言われるように、タイミングが合わない人にいつまでも時間を使うくらいなら、私は次に行ったほうがよいとこの件で学びました。いつか、タイミングが合って素敵な男性と出会い結婚できたらいいなと思います。
著者/nanoka22
イラスト/かたくりこ
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