交際1年半でプロポーズ
交際1年半を過ぎたある日、私と彼は某テーマパークへ行きました。そして、その日の夜に大きなお城の前で彼からプロポーズ! 私は昔からそのテーマパークが大好きで、まさに憧れのシチュエーションでした! 返事はもちろん即OK。幸せの絶頂で「いつからプロポーズしようと決めてたの?」「予想してなかった!」など、プロポーズ後も喜びでいっぱいでした。
しかし、プロポーズされたことへの喜びが大きすぎて、結婚に向けての具体的な話を一切していなかったのです。
すぐ入籍、とはならず…
交際中から同棲をしていたこともあり、プロポーズから1カ月経っても、2カ月経っても、彼との関係や生活に大きな変化はありませんでした。お互いの両親には、実際に会って報告したかったのでプロポーズのことは内緒に。母に報告したのはプロポーズから3カ月後のことでした。
入籍までにやらなければならないことはたくさんありました。「両家への挨拶、結婚式場探し、結婚指輪の購入、入籍日を決める、挙式日を決める」など……。ようやく結婚式への準備を始めようとしても、彼はなかなか主体的に動いてくれず、式場を探すのにもひと苦労……。プロポーズされたのは夏だったのに、なんと冬を迎えていました。
そんなとき妊娠がわかって…
そんな、のんびり少しずつ入籍に向けての準備を進めていたとき、私は生理がきてないことに気がついたのです。
妊娠検査薬で調べると、なんと陽性! もともと、子どものことは考えていたのでうれしい気持ちでいっぱい。ただ、頭の片隅に「まだ入籍できていないのに」という多少の焦りもありました。
しかし、妊娠がわかったことで彼が一変。彼の中で結婚や家庭を持つことが現実的になったのか、積極的に結婚準備に取り組んでくれるようになり、急ピッチで入籍まで進められたのでした。
私たちがプロポーズから入籍までにかかった時間は約10カ月。のんびり準備をしたため、あっという間に時間が過ぎてしまいました。しかも挙式前に妊娠がわかったこともあり、妊婦用のウェディングドレスを探さなければならなくなるなど、イレギュラーな事態も発生。無事に結婚式を迎えることはできましたが、もっと計画的に動くべきだったなと、夫と反省した出来事でした。
著者/宮田しほり
イラスト/もふたむ
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