フミヤはモリオくんと仲直り後、元気に学校に通うように。フミヤの母は安心しつつも、モリオくんの両親がフミヤのことを加害者の認識のままだと思うと、モヤモヤする気持ちが残ります。そして、ある日フミヤの忘れ物を届けに学校に行くと、校門の前で教頭先生に会い……。
ギクシャクしているフミヤの母に教頭先生は…
忘れ物を託すフミヤの母に、教頭先生は話しかけます。
「私たち教師はすべて把握してますからね。もうあんなことが今後内容に、見守っていきます」
先生の言葉にフミヤの母は、ようやく気持ちがほぐれ、「あ、はい。よろしくお願いします」と答えていると……。
「……あ」
遠くからフミヤとモリオくんが笑顔で話している姿を見つけます。
最初はひどい話し合いだった。フミヤはひどい目にあった……。
けれど、せめて子どもたちはどうか健やかに、明るい未来であってほしい。
フミヤの母は心からそう思ったのです。
自分の子どもが加害者でもあり、被害者でもあった今回の事件。すべてをスッキリと解決することはできませんでしたが、子どもたちの幸せで明るい未来を祈りたいですね。