お父さんの新居探しを手伝ってくれている義母から「高齢者の物件探しは難しい」と言われてしまったエェコさん。今後も物件探しは続けるものの、先行きが不透明なことに不安を覚えました。
物件だけではなく、保険証や通帳が見つかっていないこともエェコさんの頭を悩ませる問題でした。そんな中、お父さんの会社の社長さんからエェコさんの元に電話がかかってきました。
保険証が見つかった!?
父が倒れてからというもの、私は父の対応に追われていました。
その中でも退院後の父の生活について、義母の手も借りながら手配を進めていました。
このとき、私が会社まで受け取りに行かなきゃ! と思っていました。
しかし、社長さんが「会社まで取りに来て、病院に持って行くのは大変でしょう? だから、私が病院まで持って行きますよ」と言ってくれたのです!
そこまでしてもらうのは申し訳ないなと思っていたのですが……。
私は父の保険証は財布の中にあると思っていました。しかし、財布の中にはキャッシュカードしか入っておらず、保険証は見当たりませんでした。
看護師さんからは退院までに持って来てもらえば大丈夫と言われたものの、見つからなかったら医療費10割負担が私には大きなプレッシャーになっていました。
実家の中を探しても見つからず、途方に暮れていたとき……私は父のかばんが職場に置きっぱなしになっていることを思い出しました。
急いで職場に連絡を取り、父のかばんの中身を確認してもらえないかお願いしました。すると社長さんは快く了解してくれたのでした。
実は父が職場で倒れたとき、父に付き添ってくれていたのは社長さんでした。社長さんはやさしい人で、かばんも病院に届けておいてくれるとのことで……。
社長さんいわく、父のかばんの中に「国民健康保険高齢受給者証」というハガキのようなものが入っていたそう。私は「大きさは違うけど国民健康保険って書いてあるし、それが保険証だ!」と思ってしまったのでした。
お父さんの保険証は職場に置きっぱなしになっていたかばんの中に入っていました。会社まで取りに行くと言ったエェコさんに対し、社長さんは病院まで届けておいてくれると言ってくれました。その理由は、「お父さんには長年頑張ってもらいましたから」とこれまでのお父さんの働きぶりに感謝していたからでした。従業員を思いやれるすてきな社長さんですよね。
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