マンネリ化が続く私たち夫婦
結婚したとき、私たち夫婦は新婚生活に胸を弾ませ、2人で過ごせる時間を楽しみにしていました。ところが一緒にいる時間が長くなると、互いの欠点に目が向くようになり、次第に会話も少なくなってしまいました。
結婚したころにはときめいていたことも、だんだんマンネリ化し、互いに対して不平不満をよく口にすることも。私は夫婦で過ごす時間を楽しいと思えなくなってしまっていたのです。
「愛する」とは?
夫婦関係について悩んでいた私はある日、1冊の本を読みました。そこに書いてあったのは、「相手を変えることは難しく、自分を変えるほうがたやすい」と。私は思い返すと、夫を変えることばかりしていたことに気が付きました。
さらに、その本の中では、愛するということについて次のように書かれていたのです。「愛するとは、相手をありのままに受け入れること」。私は、この文を見てハッとさせられる思いがしました。
反省し、「好き」を思い出す
愛するとは、相手をありのままに受け入れること。考え直すと、付き合い始めたころには、ただ相手がいることに感謝し喜んでいたと私は気が付きました。ただ相手が存在してくれるだけでうれしい。相手を愛おしく思っていたのです。
ところが、いつしか相手に求めるものが多く、「〜してくれたらいいのに」と、条件付きで相手を受け入れようとしたり、不平不満ばかり口にしていたりしたことを反省しました。そして、相手をありのまま受け入れ、愛するようになると、私は夫のことが「好き」という気持ちを思い出したのです。
相手をありのまま受け入れることが、相手のことが好きという気持ちであったことを思い出した私は、まず相手を受け入れることからはじめました。すると、私の心が平穏になっていくのを感じたのです。そうなると、その気持ちが伝わったのか、夫の口調も柔らかになり、2人で暖かく平和な時間が過ごせるように。やはり相手を変えるのは難しく、自分を変える方がたやすいと、私は実感したのです。
著者/nanoka22
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