小学2年生のレクトは、友だちから仲間外れにされてしまう理由もわからず、公園でひとりうずくまっていました。そこに声をかけてきたのは、同じ小学校に通う同級生のソウでした。
「なんでいつも…」仲間外れにされてしまった少年は…
「レクト、もうお前は仲間に入れてやらない」
小学2年生のレクトは、放課後の公園で友だちから「ついてくるな」と言われ、その場に座り込んでしまいました。
「なんでいつもこうなんだ」
ひとり悶々としていると、「具合でも悪いのか?」と男の子に声をかけられます。
「座ってただけ」と答えるレクトに、安心した様子の男の子。
「同じ小学校だろ?」
「オレ、2年3組のソウ。今から鬼ごっこやるけどお前も入る?」
「小学校で見たことがある」と遊びに誘ってくれたのは、違うクラスのソウでした。
自分が子どものころ、公園でひとり寂しそうにしている子がいたら、声をかけてあげられたかな……?と、思わず考えてしまうエピソード。これは大人同士の人間関係にも置き換えられるのではないでしょうか。職場や子どもの保育園などで困っているような人がいたら、ソウのように声をかけられるといいですね。