「ユウ、やっと会えた! おばあちゃんと帰ろうね」ユウだけを連れて行こうとすると、ハナがユウを抱きしめて義母からガードしました。
それでもユウにこだわり、ハナにすごむ義母は「どかないとぶつよ!」と手を上げようとしてきました。サキが即座にふたりをかばいましたが、“バチン”という音がして……!?
義母が叩いた実母の頬は赤く腫れ…
義母の振り下ろした手が当たったのは、ハナでもサキでもなく、実母でした。
「何よ、突然出て来ないで」
義母がそう言うと、
「私が前に出なければ娘に……娘がいなければ孫に当たってました。お帰り下さい」
怒りを抑えながらも実母はハッキリそう言いました。
玄関の方から「ただいま」と言う声がして、ハッとする義母。
部屋に入ってきたのは、サキの兄。
「親父と帰りが一緒になったんだけど……何……してんの?」
異様な雰囲気を察知した兄が尋ねると、説明する間もなく、義母は逃げるように帰っていきました。
脅しではなく、本当に手を挙げた義母……尋常じゃないですね。子どもを守る実の娘であるサキを守って義母にぶたれた実母の頬は、赤く腫れてしまいました。さらに、男性陣の帰宅を知ってそそくさと帰宅する義母……許せませんね。