帰宅したサキの兄が部屋に入ってきました。「親父と帰りが一緒になったんだけど……何してんの?」異様な雰囲気を察知した兄が尋ねると、説明する間もなく、義母は逃げるように帰っていきました。
涙を流して夫が実父たちに謝罪するも…
兄に続いて、実父も帰ってきたきました。
「今、向こうのお母さんが出て行ったけど、来てたのか?」
実母の赤く腫れた頬を見て驚く実父。
それまで実父は、サキと夫・ノリオの判断に任せ、口出しをしていませんでした。
しかし、今回は事情を聞いて珍しく声を荒らげ、休日に夫を呼ぶことに。
心配をかけまいと大丈夫と言い続けてきたサキも、母がぶたれたため、それまでの経緯を夫に電話で話し、週末に実家へ来てもらうことにしました。
そして迎えた週末。
「夫婦で決めたならと思っていたが……孫をぶたれそうになり、間に入った妻もぶたれた。ノリオくんに親の責任を取れと言うことはできない……これからどうするつもりだ」
サキの実父にそう問われた夫は、泣きながら謝り、
「サキさんとハナとユウをしっかり守ります。アパートが見つかるまで、3人をお願いします」
そう宣言しました。
そして実父の提案で義母を呼ぶことになったのですが……
現れた義母は、「先日はすみませんねぇ」と軽く謝り、
「ノリオ、あんたなんでいるのよ? 私まで呼び出してご迷惑でしょ?」
と、まるで自分のしたことの重大さが理解できてない様子。
「迷惑かけてるのは母さんだろ! サキとハナ、それにお義母さんに! 何してんだよ! もうあの家には帰らないからな」
怒る夫がそう宣言すると……?
夫は涙を流し、自分の母のおこないを詫びましたが、当の本人である義母は悪びれもせず、謝罪も気持ちがまったく入っていません。義実家には戻らないと言ってくれた夫はまともな判断ができていますが……義母の反応が気になりますね。