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「出産したら生理が軽くなった」…って本当?実際に、産後初の生理を迎えると!?

生理についてはデリケートなことということもあってか、あまり周囲の人と話す機会がありません。そのため、自分では気が付かなかった大変なことがいくつかありました。

「出産したら生理が軽くなった」…って本当?実際に、産後初の生理を迎えると!?

 

まったく症状はないけれど

はじめに異変に気が付いたのは、健康診断を受けたときでした。当時学生だった私は、学校で受けた血液検査の結果に問題があると言われ、病院で再検査をすることになりました。

 

再検査の結果でもかなり数値が悪く、お医者さんにも驚かれるほど。それまで、突然倒れたりめまいがしたりというような貧血の症状もなく、特にダイエットなどをしていたわけでもなかったので本当に意外でした。また、疲れやすいという自覚もありませんでした。

 

そのときのお医者さんからは、おそらく生理の出血が多いのが原因ではないか、と言われました。年齢的にはよくあるそうで、まず貧血の治療を始め、良くならなかったら婦人科系で検査を受ける予定でした。

 

幸いなことに、貧血の治療をしばらく続けると数値が戻りそこで治療は終了。そこからは鉄分を積極的にとるようにして、貧血にならないように気をつけるきっかけになりました。

 

私の生理痛って普通なの?

人と比べることがなかったのでわかりませんが、私はたぶん生理痛が重いほうだったのだと思います。ただそれが当たり前だったので、体の異常だとも思っていませんでした。

 

一度学校でひどく痛みが出て保健室で休んだことがあります。それからは痛みが出たら痛み止めを飲み、やり過ごしていました。あるとき、女性の先生と生理痛の話をしたときに、生理痛が大変だったけれど出産したら軽くなったよ、と教えてくれました。その数年後、私も出産を経験すると確かに非常に生理痛が軽くなって驚きました。

 

自分自身の生理痛が軽くなってみて思うのは、これまでかなり大変な状態を我慢していたのだなということです。今でもまったく生理痛がないわけではありませんが、寝込むほどではなく日常生活を送れています。

 

もともとこの程度の生理痛の方にとっては、重い生理痛つらさはなかなか理解しにくいかもしれないなとも感じました。自分自身もですが、もしかしたら生理痛でもっとひどくて苦しんでいる人もいるかもしれない、という視点をもって配慮していくことも必要だと実感した出来事です。また、つらい状況をしっかり伝えていくことも必要だと思いました。

 

産後の生理にびっくり

私は出産によってかなり生理が軽くなり、生理痛などの不快な状況が軽減されました。それだけではなく、経血量もかなり変わったと実感しています。以前経血量が多かったときには夜用ナプキンを日中に使わなければいけないほどで、大型の夜用の物でも一時間も持たないという経験をしたことがあります。

 

どんなに気を付けていても漏れてしまうのです。今は極端に量が少ないわけではないですが、経血漏れをすることはなくなり、大変さがまったく異なります。当初はこんなに量が違うのか、と驚きました。

 

 

私自身、産前・産後で生理の状況が大きく変わったことで、生理痛や経血量など、生理で出る症状は多種多様であることを実感しました。症状は人それぞれかなり異なるので、自分の状態をベースとして考えるのではなく相手に配慮することを大切にしたいです。

 

著者/青井真理
作画/もふたむ
監修/助産師 松田玲子

 

 

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