【前回のあらすじ】今から約1カ月前、バイトが終わったら一緒に帰るのが日課になっていた、アイコとレンタロー。帰りに夜の公園に寄り道しては、他愛もない話をして笑い合っていました。そんなとき、「私たちさ、別に用事もないのに毎日こうやって2人きりって会って喋ってるの、なんだかおかしいよね」と、冗談ぽく告げたアイコ。すると、レンタローは急に真顔になり、「じゃあさ、もうこうやって会うのやめようか」と言ってきて……。
お互いの気持ちを知った日
「もう、こうやってバイト終わりに会うのはやめよっか。だって、こんな関係おかしいんでしょ?」
急に突き放すようなことを言ってきたレンタロー。彼との関係を壊したくないアイコは、「違うよ。そうじゃなくて……私は毎日、こうやって2人で話せる時間をとても楽しみにしてるの。だから……」と、正直な気持ちを打ち明けました。
「それはどうして?」
さらに質問を重ね、アイコに次の言葉を促すレンタロー。どうやら彼は、アイコに何かを言わせたいようです。
「だって……多田野くんと一緒にいたらすごく安心するの。ひとりでいると不安になるときもあるけど、多田野くんといるとなんだか心がホッとして……。だから、あの……」
緊張と不安でドキドキが最高潮に達しながらも、ほぼ告白といえる本音を彼にぶつけたアイコ。
すると、彼は頬を赤らめながらそっとアイコの手を握り、「俺も……同じ気持ちだよ」とやさしく答えたのです! アイコが何を考えているかわからなかったレンタローは、ずっとアイコの本心を探っていたようです。
こうして付き合うことになった2人。このころのレンタローには『モラハラ』の『モ』の字さえ見当たらず、アイコにとっては最高の彼氏でした。
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