記事サムネイル画像

「ぎゅるる〜っ…また出る!」誰にも相談できない深刻な悩み。私なりの対策は?

私は10代のころから30代になった現在も、生理開始あたりの時期に下痢に悩まされています。生理そのもののトラブルだけではない、私の悩みの1つである症状についてお話しします。

「ぎゅるる〜っ…また出る!」誰にも相談できない深刻な悩み。私なりの対策は?

 

なんだか下痢気味かも…と思ったら生理開始の合図

私は中学生のころ、同級生より少し遅めに初潮を迎えました。友だちと生理の悩みを話していると、中には生理痛がひどく鎮痛薬を内服している子もいることがわかり、私の生理は軽いほうなんだなと思っていました。

 

そんな私も高校生になると、次第に生理の悩みが出てきました。元々、冷えや緊張からおなかを壊しやすかったのですが、生理の前日から生理3日目ごろまで下痢になることが増えてきたのです。

 

そのころはまだ生理周期が安定していませんでしたが、下痢気味だと感じるとそのうち生理が始まることがよくありました。特に午前中は生理痛や下痢による腹痛で授業を受けるのがつらく、毎回のように保健室で休んでいました。

 

なかなか相談しにくい下痢の悩み

私の場合、生理痛がひどいときは鎮痛薬を内服するとだいぶラクになりましたが、下痢に関してはなかなか解決方法が見つかりません。

 

もちろん鎮痛薬を飲んだところで、下痢を防ぐことはできず、結局治まるのを待つような状況が続いていました。

 

家以外の場所では頻繁にトイレに行くのも難しいですし、当時の私は「下痢気味」に対し、羞恥心がとても強く大きな悩みでした。少しでも改善するように制服の下にあたたかい下着や腹巻を着込み、調子が悪いときは整腸剤を内服していました。

 

社会人になってからも、生理前から下痢をしやすくなる状況は変わりません。夜勤と生理期間がかぶるとさらに調子が悪くなることもしばしば……。仕事の隙をみてトイレにいくと、下痢と生理のWパンチで気分が悪くなりしばらく動けなくなることもありました。

 

下痢はまだ続くけど…自分なりの対処法も見つかり

そんな10代20代を経て、30代の現在も生理開始前後の下痢に悩まされています。妊娠・出産を経てからは生理周期が安定したこと、また自分の体のリズムや症状がよくわかるようになったので、以前よりも対策がしやすくなりました。

 

現在も常に体を冷やさないことを心がけています。服装や、飲み物や食べ物のとり方を少し意識するだけでも変化がありました。例えば夏でもカーディガンを常備したり、午前中は冷たい食べ物や飲み物を控えたりしています。また、体調を崩しやすい生理前後は、整腸薬をあらかじめ内服するようにしています。

 

調子が悪くなりそうな日は無理して予定を入れず家でゆっくり過ごすと、「外出先で下痢をしたらどうしよう」といった不安に襲われることも少なくなりました。家であればトイレにこもっても問題ありません!

 

 

働いているときは、早く症状を治さなくてはと鎮痛薬や下痢止めの薬を飲みながら過ごすことが多かったですが、生活習慣を意識して自分の体を気づかうことはありませんでした。自分の体のリズムや症状を無理矢理抑えるのではなく、ケアすることも大切だなと感じています。

 

著者/匿名希望
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子

 

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む