食事のにおい? 患者さんのにおい?
眠い目をこすりながら、患者さんの朝食の介助をおこなっていたとき、なんだか異様なにおいを感じました。食事のにおいかも?と思い確認しましたが違います。患者さんから?とも思い確認してみると患者さんのにおいでもありません。
換気のために窓を開けてみましたが、においは変わりませんでした。ただ、患者さんはにおいを感じていなかったようで……。
においの正体に気づいた
なんだろうと思いながらも、日勤者への申し送りを終わらせた際……ハッとしました。そして最後にいつ行ったかわからないトイレへダッシュ。下着を下ろすと、先ほどのにおいをより強く感じた私は「これだ……」と頭を抱えてしまいました。
実はこの日、私は生理中でした。ただ終盤だったということもありそこまで意識的にトイレへ行っていませんでした。においの原因は、経血を吸い時間が経ったナプキンからだったのです。
まさか私のにおいだったなんてと、顔が真っ赤になってしまいました。ナプキンを交換し、事務業務に戻りましたが、「もしかしたら同僚は(においに)気づいていたかも」と思うと気が気じゃありませんでした。気づいていなかったことをいまだに願っています。
生理終盤でも、どんなに忙しくても、生理中は特にこまめにトイレに行かなければと強く胸に刻んだ出来事でした。ただ、夜勤でどうしても時間が取れないとわかっているときもあり、そういった際は、香りつきのナプキンを使うなどして自分なりに工夫しています。
著者:烏丸鶴子/30代女性・結婚3年目の看護師。趣味は映画鑑賞と、おいしいコーヒーを求めカフェ巡り。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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