パーティーのため友人2人と買い出しへ
その日は、各々がおつまみを持ち込んで、友人宅でパーティー。ちょうど生理2日目で経血量が多い日だった私は、交換用の夜用ナプキンをポーチに入れて自宅を出ました。
女性の友人2人と合流した私は、デパ地下へ。お惣菜コーナーを見ながら「これおいしそう!」「おつまみによさそうだね」などと、3人で言っていたときです。ふと、ナプキンの中が経血で溢れた感覚があって気持ち悪さを感じた私は、友人2人に「ちょっとトイレに行ってくるね」と言って、ひとりでトイレに向かいました。
見知らぬ男の子2人組が…
トイレの個室に入った私は、持ってきていた夜用ナプキンを取り出して交換。経血はまだ漏れてはおらず、「なんとか間に合った〜」とホッとしました。その後、友人2人のもとに戻るため足速にトイレから出たときのことです。
私の後ろにいた男の子2人組に指を差され、「やばい! 見て! あの人おむつしてる!」と笑われたのです! 男の子2人の視線で自分が噂されていることはすぐにわかったのですが、「おむつしてる」の意味はとっさには理解できませんでした。
しかし、このとき季節は夏。私は薄い生地のズボンをはいていたのですが、どうやら、大きく分厚い夜用ナプキンがズボンのシルエットにひびいてしまい、おしりのところがもっこりしていたようなのです! 自分ではまったく気が付かず、笑われたことがとても恥ずかしかったです。
そのあと、友人2人に一緒にトイレにきてもらい、私は個室に入ってナプキンの位置を微調整。個室から出たあと、友人たちにおしりの部分が変ではないか確認してもらいました。この出来事をきっかけに、夜用の分厚いナプキンは自宅で寝るときにだけ着けるべきなのかもしれないと、私の考えは変わりました。それからは、生理2日目の経血量が多い日でも、できるだけ薄めのナプキンをつけてこまめに交換するようになりました。
原案/平野みさきさん
イラスト/ののぱ
監修/助産師 松田玲子
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