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「ごめんね、泣いちゃって」娘に前で泣いてしまったママ。すると娘からあることを言われて…? #急性脳症 14

「突発性発疹から急性脳症になりました」第14話。3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?

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医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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ヒカリちゃんの処置が終わったようで、処置室の扉が開きました。そして、サチさん夫婦は先生に呼ばれたのです。

 

現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので、挿管をしている」と、先生は言いました。

 

ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移るようで、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることに。

 

サチさんが「帰る前に、ヒカリに会えますか?」と聞くと、ICUに運ぶ前に少しだけ会えるというのです。そして、明日も15分間以内で面会可能とのこと。


そしてようやく会えたヒカリちゃんは、たくさんの管につながれて眠っていました。その姿に夫は言葉を失ってしまい、サチさんもヒカリちゃんの名前を呼ぶことしかできなかったのです……。

 

まだ長女も小さいのに…

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ヒカリちゃんは集中治療室に運ばれていきました。サチさんたちは付き添うことができないため、そのまま家に帰ることに。

 

家に帰って、長女のユメちゃんから「ヒカちゃんは?」と聞かれ、思わず泣いてしまうサチさん。子どもの前で泣いてはいけないと思いつつも、涙が止まりませんでした。

 

すると、ユメちゃんが「ユメとヒカちゃんは、ママが元気なら絶対大丈夫なんだよ。だから泣かないで」と言ってくれたのです。


その言葉を聞き、サチさんはすごく救われました。


そして「病院からの連絡は俺に任せて」と、夫に言われサチさんは布団に入ったのですが、一睡もできなかったのです。


◇   ◇   ◇

 

病院から帰ってきて、ユメちゃんに励まされたサチさん。心が弱っているとき、やさしい言葉をかけてくれる家族の存在に救われたことでしょう。みなさんはつらいとき、お子さんに言われて救われたなと思った言葉はありますか?

 


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    ワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!

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