ICU(集中治療室)に運ばれていったヒカリちゃん。サチさんたちは付き添うことができないため、そのまま家に帰ることになりました。
家に帰って、長女のユメちゃんから「ヒカちゃんは?」と聞かれ、思わず泣いてしまうサチさん。子どもの前で泣いてはいけないと思いつつも、涙が止まりませんでした。
すると、ユメちゃんが「ユメとヒカちゃんは、ママが元気なら絶対大丈夫なんだよ。だから泣かないで」と言ってくれたのです。
その言葉を聞き、サチさんはすごく救われました。
そして「病院からの連絡は俺に任せて」と、夫に言われサチさんは布団に入ったのですが、一睡もできなかったのです……。
たった数時間会えていなかっただけなのに…
次の日の朝、サチさんはヒカリちゃんに会いに病院へ行きました。そしてICUに入ると、ヒカリちゃんはたくさんの機器につながれていたのです。
それを見て涙が止まらなくなってしまったサチさん。初日の面会では、ヒカリちゃんの名前を呼ぶだけで15分が過ぎてしまいました。
そして、ヒカリちゃんの状況が何も変わらないまま3日が過ぎたのです。
◇ ◇ ◇
サチさんはヒカリちゃんの病名もわからず、1日15分のみの面会で不安な3日間を過ごしたよう。主治医の先生から説明を聞いて、早くヒカリちゃんの今の状況を知りたいですね。