娘の後追いで掃除の時間がとれない
娘は1歳前後から後追いが激しくなり、私は思うように家事をする時間がとれないことに困っていました。特に掃除は洗剤を使うこともありますし、汚い場所は娘に触ってほしくないので、娘の相手をしながらするのは大変。
私は部屋の汚れが気になりつつも、なかなか掃除ができずにいました。そこで私に代わって夫に掃除をしてほしいと考えたのですが、日頃から人任せな性格の夫。私が掃除をしてほしいと口を酸っぱくして頼んでも、なかなか重い腰を上げてくれませんでした。
掃除を報酬制にしてみよう!
そんなときに思いついたのが掃除を報酬制にすることでした。部屋の汚れが気になったら掃除する箇所をリストアップし、その隣に掃除をしたらもらえる金額を書き込みます。すぐに終わるところは100円、カビ取りが必要など手間のかかるところは300円など、金額には箇所ごとに差を付けました。
私と夫の早い者勝ちで、掃除をしたほうがその報酬をゲットできるというルールです。夫に提案してみると「こことここを掃除したら……1,000円になるやん! コンビニスイーツ買おう!」とノリノリ! 早速試しに報酬制を取り入れてみることにしたのです。
掃除へのやる気がみなぎる夫と私!
夫は自分が掃除したい箇所を私に取られないように、せっせと掃除に励むようになりました。また、私も報酬が出るとなるとやる気がアップし、隙間時間にスマホを触るのをやめて掃除をするように。普段の掃除とやること自体は変わらないのですが、競い合うとゲーム感覚になり、なんとなく楽しく感じられるのもうれしいポイントでした。
報酬を家計から支出することにはなりますが、ハウスクリーニングを頼んだと思えば非常に安価なもの。わが家では掃除の報酬制が私と夫のお気に入りとなり、現在も大掃除のときや来客があるときに頻繁に取り入れています。
報酬制ならば夫が自分から掃除をしてくれるので、私は「掃除して!」と口酸っぱく言う必要がありません。お互いが気分よく過ごすためにも、報酬制は役立っていると感じました。そして、ひとりだと大変な掃除も、夫とゲーム感覚でおこなえば、楽しく感じられるというのが私の中では大発見! 家事をするのは面倒ですが、うまく周りを巻き込みながらこなせるように、今後も作戦を考えていきたいです。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
著者:榎本まいこ
夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。