私の生きてきた時代と息子の時代は違うのかも…?
周りのクラスメイトに影響され、スマホを持ちたいとせがむ息子のユキト。
スマートフォンを持っている友だちと、仲間外れになることが嫌だと訴え……。
息子・ユキトにスマホを買ってほしいとねだられた、ケイコさん。
小学4年生が持つにはまだ早いのではないかと感じながらも、「些細なことがいじめにつながるかもしれない」と危惧し、夫・ケンゴに判断をゆだることに。
ケンゴは仕事で毎晩遅くなるため帰宅後ひとりでご飯を食べていましたが、この日は違った様子。
いつもならテレビや動画に夢中になっているはずのユキトが、目の前で何か言いたそうにしていました。
気になって食事に集中できないケンゴは「食後に話をする」というユキトに「今話してほしい」と言いました。
恐るおそる話しだしたユキトは、誕生日にスマホを買ってほしいことを伝えました。
ケンゴは拍子抜けしながらも「お母さんとちゃんと約束してルールを守って使うこと」を条件に快諾。うれしそうなユキトの声が食卓に響きました。
翌日、改めてスマホに関する5つのルールをユキトと決めたケイコさん。
迎えたスマホデビューの日、うれしさがはじけて何度も感謝を口にするユキトに「ルールは絶対だからね! 」と念押しました。
時代の移り変わりとともにその時代を生きる人の感覚も変わっていくもの。昨今の小学生には、ケイコさんのように防犯やいじめの予防も兼ねてスマホを持たせる親が多くなっているのかもしれません。
とはいえ、やはり気になるのはスマホを持つことによって、気軽にインターネットへアクセスできるようになったり、SNSを通して個人情報が流出したりする危険性も発生してくるということ。
子どもにスマホを持たせるからには、親が一緒にスマホの使い方を管理することも必要不可欠になってくるのではないでしょうか。
ユキトもケイコさんとしっかりとルールを決めていましたが、子どもの安全のためにも、親と決めたルールをきちんと守りながら楽しくスマートフォンを使っていってほしいですね。
ケイコさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
作画:碧海自由