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目をパチパチする娘。これはチック症状?受診した結果、私は酷く落ち込むことに… #カサンドラ症候群で離婚 20

「カサンドラ症候群になって離婚した話」第20話。アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。アコさんの夫、ユーマさんは、やさしくて真面目な人。しかし、なぜか結婚生活に息苦しさと孤独を感じていたアコさん。あるとき、ユーマさんが自分に向けて心から笑っているところを見たことがないことに気が付きます――。

娘を出産し、育児に追われる中で、アコさんは娘の発達が遅いのではないかと心配していました。相談しても「大丈夫」としか言わないユーマさんに、心のすれ違いを感じるように。

その後、1年かけて病院に通って出た娘の診断は「自閉症スペクトラムのグレーゾーン」でした。しかしユーマさんは医師の診断を受け入れていない様子。そんなユーマさんを見て、ますますアコさんの心は離れていきました。

友だちにユーマさんの愚痴をこぼしても、よくできた夫なのにと、アコさんの気持ちを理解してくれる友だちはいませんでした。アコさんは自分の心が狭いのかと、罪悪感に苦しむように……。

 

育児や療育に追われ忙しい毎日を過ごしていたアコさん。娘にチックを疑う症状が現れ始めたのに気が付きます。

 

娘が夫を嫌がる理由

#カサンドラ症候群になって離婚した話 20

 

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娘のチックのような症状が出てきたので、眼科などを受診しますが、目には異常がなくやはりストレスかもしれないと言われ、落ち込むアコさん。

 

「上の子を優先してね」と言われて、自分の子育てを責められているような気持ちに。

 

そしてある土曜日。アコさんは生理だったため、娘に「パパとお風呂に入って」と伝えました。けれども娘は「やだ、やだ」と言って聞きません。

 

思わずパパの何がそんなに嫌なのかと聞くと、「パパの顔!」というまさかの答えが……!

 

ユーマさんの目の前だったので、アコさんはあわててそんなことを言う娘を注意しました。そしてアコさんは、きっとまだパパの嫌なところをうまく表現できないのだろうと考えたのでした。

 

 

アコさんは、当時を振り返り、「今ではチックのような症状は自閉症スペクトラムゆえかなと思うけれど、このときは自分の子育てのせいだと自分を責めてしまった」と言います。娘さんのために定期的に療育に通うほか、家でもできることを取り入れて、忙しい毎日を送っていたアコさん。もっとやらないといけないのか、これでは足りないのか、という気持ちになってしまったことに、胸が痛んでしまいますね。

 

監修/助産師 松田玲子

 

作画:鳥頭ゆば

 

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      表情がとぼしいから嫌という意味なのかな?

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターアゴ山

    シングルマザーで2児の母です。自分の体験談や過去に出会ったヤバイ人たちの話などを書いてます。イラストは鳥頭ゆばさんに描いて頂いています。

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