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「夫は共同経営者と思えば」周囲の言葉に傷つけられ、次第に私は鬱のように… #カサンドラ症候群で離婚 21

「カサンドラ症候群になって離婚した話」第21話。アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。夫のユーマさんはやさしくて真面目な人でした。しかしアコさんは、結婚後、息苦しさと孤独を感じていくように――。

アコさんが娘の発達のことを相談すると「大丈夫だよ」と言うユーマさん。悩みに真剣に向き合ってもらえないと、アコさんは心のすれ違いを感じるように。

その後、病院で娘は「自閉症スペクトラムのグレーゾーン」という診断を受けました。診断結果を聞いて前へ進もうとするアコさんと、医師の診断を疑うユーマさん。ますますアコさんの心は離れていきました。悩んだアコさんは……。

アコさんは、友だちにユーマさんのことを相談しますが、「いい人なのに贅沢な悩み」と誰にも理解してもらえません。

 

ユーマさんとの関係に悩み、落ち込むアコさん。どんどん深みにはまっていってしまって――!?

 

じわじわ時間をかけて鬱っぽくなっていった私

#カサンドラ症候群になって離婚した話 21

 

#カサンドラ症候群になって離婚した話 21

※誤)新婚の頃はも → 正)新婚の頃は

 

#カサンドラ症候群になって離婚した話 21

 

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アコさんは、ユーマさんと性格が正反対だからこそ合う夫婦だと思っていました。しかし、子どものことを相談すると、固まって返事が来なかったり、思うような答えが返ってこなかったりして、最近は「合わないのかな」と思うように。

 

そんな風に思ってしまう自分を、アコさんは、ユーマさんの意見を尊重できない自分がいけないのかもしれないと、思い悩むようになりました。

 

「うちはもう期待しない」

「夫なんて共同の経営者って考えればいい。割り切って考えたらすごいラク」

 

友だちのこういったアドバイスは正しいと思えたアコさん。ユーマさんが子どものお世話をしているのを見ては、割り切れない自分がいけないように感じてどんどん落ち込んでしまいます。

 

娘に嫌われても落ち込まず、娘との時間を作るために下の子の面倒を見てくれているユーマさんは、いわゆるイクメンだなと思いました。しかし、ユーマさんを認めようとしていたところに、事件が起こってしまうのでした。

 

 

アゴ山さんのSNSでこのマンガを読んだ、アコさんと同じ境遇のママたちからは、「エピソードに共感しかない」「周りの言葉に傷つくのわかります」「うちと同じすぎて読んでて苦しくなります」と、共感の声が届いていました。毎日一緒に過ごす、そして子育てを共にするパートナーである旦那さんと心が通い合えていないつらさは、当事者しかわからないものなのかもしれません。相談されるとつい助言しなくてはと思ってしまいがちですが、悩みにじっくり耳を傾けて、悩みを理解し、寄り添うことを心がけたいですね。

 

監修/助産師 松田玲子

 

作画:鳥頭ゆば

 

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      これでママが鬱っぽくなったら詰んでしまうよ

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターアゴ山

    シングルマザーで2児の母です。自分の体験談や過去に出会ったヤバイ人たちの話などを書いてます。イラストは鳥頭ゆばさんに描いて頂いています。

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