ユーマさんとわかり合えないことに悩むアコさんでしたが、ユーマさんは、アコさんが上の娘と過ごす時間をとれるようにと、下の息子の面倒をよくみてくれていました。そんな姿を見て、アコさんは「これで十分ではないか」と、自分に言い聞かせようとしていました。
しかし、そんな矢先に、ユーマさんのことを信用できなくなる事件が起こってしまいます……!
下の子を夫に任せたところ…
1歳の息子、ぽったんはパパ見知りをしませんでした。そこでアコさんが娘のしずくちゃんと一緒に過ごす時間を確保するために、今日はユーマさんがぽったんと下の部屋で寝ることに。
2階でアコさんとしずくちゃんが寝ていると、ぽったんの泣き声が聞こえてきました。
ユーマさんが一緒にいるので、きっと泣き止ませてくれるだろうと、アコさんは再度眠りにつこうとしました。しかし、泣き声は止むどころか、どんどん大きくなっていきます。
さすがに気になったアコさんは、ぽったんの様子を見に行こうとしました。
すると、1階でぽったんと一緒にいるはずのユーマさんが、アコさんの隣で寝ているではありませんか!
「何やってんの……!?」と言って、アコさんはあわててぽったんのところに駆けつけました。
そこには真っ暗な部屋で、布団の上でひとりお座りして泣いているぽったんの姿が!
「あああああああ! ぽったん! ぽったんー!」
ぽったんの泣き声と一緒に、アコさんの悲痛な叫び声が響き渡ったのでした。
自発的ではなかったけれど息子さんのお世話を引き受けてくれたので、アコさんはこのときユーマさんのやさしさを感じていたのだそう。それだけに、そして子どもの安全に関わる出来事だからこそ、衝撃が大きかったのではないでしょうか。
作画:鳥頭ゆば