まさかこっちが怒られるとは…。とにかく削除して!
息子のダンス動画を投稿したアカウントを確認したところ、息子・ユキトの同級生のるきやくん親子だったことが判明。すぐさま削除してもらうようメッセージを送ったのだが……。
自分の息子の顔が全世界の知らない人たちにさらされていると思うと悪寒がした、ケイコさん。さらに、投稿者の同級生のママ・ちあきは、なんと息子の通う小学校の校門の動画も上げていたのです。
ケイコさんは息子のことも特定しようと思えばできてしまう状況に、急いでちあきに投稿を削除してほしいとメッセージを送ると、ちあきからすぐさま電話が
そして、ちあきは開口一番
「ユキトママ、過保護って言われません?」
と言い放ちました。
まさか自分がいさめられるとは思っておらず、一瞬言葉を失ったケイコさん。しかし、怒りを感じたものの、大事なのは動画を決してもらうことだと思い直し、冷静に対応。
、何かと物騒な世の中だから息子が映っている動画を消してほしい、もしくはスタンプ加工で顔を隠すだけでもしてほしいと必死にお願いした、ケイコさん。
それに対しちあきは、
「こんなチャンスの中、投稿に手を加えるなんて絶対に嫌です!! 」
と言い放ち、一方的に電話を切ってしまいました。
一瞬でも尊敬していたちあきが、まさかこんなに話の通じない人だったとは……。ケイコさんは途方に暮れるのでした。
SNSにあげたものは投稿すれば世界中に広がってしまうため、もう完全に消すことはできません。
ケイコさんは、息子・ユキトくんが特定されないように「スタンプで顔を隠してもらえないか」とちあきさんにお願いしていましたが、断られてしまいました。もしSNSがきっかけでユキトくんが何か事件に巻き込まれた際に、ちあきさんは責任を取ることができるのでしょうか。
みなさんは、どれだけ話しても相手に思いがうまく伝わらなかったとき、どんな方法で気持ちを伝えますか?
ケイコさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
作画:碧海自由