長女の被害にあうのは次女ばかり。話せばわかると思い込んでしまい…?
次女が「かわいい」と言われることに嫉妬する長女。長女に気持ち穏やかに過ごしてもらうためにも、家族だけでなく親戚や保育園まで巻き込んで「かわいい」という言葉を最重要取扱注意表現としました。
しかし、言葉を規制するだけでは長女の気持ちには寄り添えていなかったことに、私たちは気づいていなかったのです。
長女が5歳になるころには、次女への嫌がらせが5分に1回は起きるようになりました。
あまりの頻度にとんがりめがねさんもイライラしてしまいます。とんがりめがねさんは怒鳴りながらも「どれだけ怒っても長女のことが好き」と伝えることは忘れません。そのまま親子で仲直りすると、「長女のことを好きな気持ちと同じくらい次女のことが好きだから、お互いに意地悪するのは許さないよ」ということを必ず伝えます。
これで気持ちは伝わっていると思っていたとんがりめがねさんは、この日も長女に話すように叱りました。
「先に相手が悪かったとしても、叩いた方が負けやねん。人を叩いていい理由なんかない」
冷静に平等に話せばわかるし、しっかりしている長女にはこの叱り方で伝わる。とんがりめがねさんは「子ども扱いしない」ということが、次第に「大人の理屈を押し付ける」ということに変わっていっていることに気づくことなく、長女に訪れた中間反抗期を悪化させてしまうのでした。
実際、大人でも「それはわかっているけど、それでも腹立たしいんだ! 」という出来事もありますよね。
どんな形が子どもの気持ちに寄り添っていることになるのか、親子といえども相手の気持ちを推し量るのは難しいですよね。みなさんなら、弟妹に嫉妬してしまう子どもにどう寄り添いますか?
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