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「今だ…!」水泳の授業中、トイレに駆け込む私。何をしているのかというと

当時私が通っていた高校では、水泳の授業を休むと別の日に補習を受けなければいけませんでした。どうしても補習を受けたくなかった私は、生理と水泳の授業が被ったとき、ある行動をとっていて……!?

「今だ…!」水泳の授業中、トイレに駆け込む私。何をしているのかというと

 

生理中の体育

高校生のころ、私は経血が漏れないか不安で生理中の体育の授業がとても憂うつでした。準備運動をするだけでも経血が出る感覚があり、走るときには常に経血漏れを気にしなければいけませんでした。

 

特に生理2日目は、どのくらいの経血量が出るか自分でも予測できず、ナプキンとタンポンの両方を使い、絶対に漏れないように気をつけていました。

 

アレをつけてプールへ

生理中の体育の授業で、私が特に嫌だったのは夏におこなう水泳の授業です。私が通っていた高校では、水泳の授業を休むと、別日に奉仕作業をおこなうか、出られなかった授業の分の補習をあとで受ける必要がありました。

 

どちらも嫌だった私は、生理のときでもできるだけ授業に出ようと決めたのです。そこで、生理と水泳の授業が被った日には、タンポンを使用してプールに入ることにしました。経血量の多い生理2日目は、さすがにタンポンをつけてでもプールに入るのは控えていましたが、生理2日目以外はタンポンをして授業に出ていました。

 

作戦は成功…?

しかし私は、タンポンだけでは水着に経血が漏れてしまわないか不安でした。そこで、水着に着替える前にタンポンを装着し、準備運動の時間まではこっそり羽なしのナプキンを水着に着けておくことにしたのです。そして、プールに入る直前にトイレに駆け込み、水着に着けていたナプキンを取り外すようにしました。

 

タンポンをつけていても経血が漏れてしまうのではないかと、最初は不安でしたが、水泳の授業中に経血が漏れることはありませんでした。

 

 

今では「素直に補習を受ければよかったのに」とも思いますが、いろいろ考えてプールの授業に出たことは学生時代のいい思い出です。当時はタンポンにあまり慣れていませんでしたが、この水泳の授業をきっかけにスムーズに使うことができるようになった気がします。

 

※生理中の腟内はとてもデリケートで、免疫機能も低下しているため、ウイルスや雑菌が侵入しやすく病気を引き起こすリスクが高くなっています。また、経血で汚れる可能性もあるため、生理中の温泉やプールの利用はできるだけ避けましょう。

 

著者/Sugar111 佐藤 幸代
イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子

 

 

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