生理痛とは無縁の生活
私は子どもを産むまで生理痛というものを味わったことがありませんでした。友だちが「生理痛がひどくて動けない」「生理の1日目、2日目は外出しない」と発言しているときには、「大変だなあ」「本当にそんなにしんどくなるの?」とは思っていましたが、他人事で気持ちがまったくわかっていませんでした。
そのため、私は生理1日目、2日目でも平気でランニングをしたり、友だちとわいわい遊ぶことが当たり前だったのです。
それが産後…
産後1年が経ったある日、私は体調を崩し、体もだるく風邪をひいてしまったのかなと思っていました。すると数日後、生理が再開。ここでやっと生理による体調の変化だったことに気づきました。
すると、これまで毎回生理がくるときに体調を崩すことはなかったのですが、生理前になると体調を崩すことが増え、生理1日目、2日目にはひどい腹痛が始まるように。そして「これが生理痛か……」と痛感することとなったのです。また私の場合はおしりをつきあげるような痛みも起こり、「いたっ」という声が出るほど。
これから乗り越えるために
私の場合、毎月安定して決まった日に生理がくることが多いです。そのため生理による体調の変化に対応することができるなと考え、乗り越えるための行動をしてみることにしました。
まずは夫に生理痛のことを話しました。夫は今まで生理痛がなかった状態を見てきているので、私の話を聞いても最初は半信半疑だったようですが、毎月私の状態を見るようになると理解したよう。今では生理による体調の変化を伝えると早く帰宅してくれるように。
そして必需品は鎮痛薬。私としては薬に頼りすぎるのも……とは感じているのですが、やはり痛みに耐えながら生活するのはしんどいですし、ストレスにもなるので、つらいときは潔く薬を利用することにしました。
産後に生理痛がひどくなるという話は聞いていたのですが、正直悩むぐらいひどくなるとは考えていませんでした。そのため、ひどい生理痛を味わったときは心配になりましたし、これから毎月つらい気持ちを感じなければならないのかと憂うつになったことも確かです。ただ、気持ちを切り替え生理と向き合っていこうかなと考えています。そして、生理痛があまりにもひどくなるようであれば、受診も検討したいです。
著者/松谷 えりな
監修/助産師 松田玲子
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