閉経を受け入れたはずのころ
40歳で最後の出産を終えた私。月経が戻ったのは1年後でした。
しかし血の量はびっくりするほど少なくて、おりものシートで間に合う程度。やがて1年以上生理が止まり、結局45歳で病院でも閉経と診断を受けました。ちょっと寂しいような、でも穏やかに区切りがついた感覚がありました。
予想外の出血に心がざわつく
閉経を診断されてから約1年後のある日、トイレで出血を確認。思わず「え、うそ!?」と小声が漏れました。ちょうど健康診断を受けた直後で、子宮頸がんの結果もまだ届いていないタイミングでした。
「寝不足のせい? それとも何かの病気?」とぐるぐる頭をよぎり、心が落ち着かないまま。結局、夜用のナプキンを使い続けるほどの出血が7日間続きました。
検査結果と予想外の言葉
子宮頸がん検査の結果が陰性とわかった時点で、かかりつけの婦人科へ向かうことに。診察当日は、40代後半からに増えると聞いていた子宮体がん検査も念のためにお願いしました。
エコー検査の所見について医師から「卵巣に一時的な活動(卵胞や黄体様の所見)が見られます。がん検査が陰性であれば、今回の出血は生理と似た性質の出血(生理様出血)と考えられる可能性が高い」と説明されました。
「え!?」と耳を疑いました。その時点では子宮体がん検査の結果がまだわかっていなかったものの、驚きと少しの喜びが入り混じったような複雑な気持ちになったのです。
まとめ
落ち着かない日々が続きましたが、結局がんの検査結果は陰性でした。閉経と診断された後の出血だったため、かなり不安でしたが、今回は病気ではないことがわかりホッとしました。更年期の波は予想を超えて来ましたが、自分の体と対話する時間はたしかに増えました。今回の出来事で、一時的にホルモンの変動が起きることがあると知り、人間の体は想像以上に変わりやすいのだと感じました。
【沢岻先生からのアドバイス】
閉経後に少量でも出血があった場合は自己判断せず、なるべく早めに婦人科を受診してください。初期検査では経腟超音波で子宮内膜の厚さを評価し、必要に応じて子宮内膜生検や子宮鏡による精査をおこないます。
多くは萎縮やポリープなど良性の原因ですが、診察・検査を受けた人の中では数%〜約5–10%程度で子宮内膜がんなど悪性所見が見つかる報告があるため、医師と相談の上で適切に検査を進めてください。
また、ホルモン補充療法(HRT)や一部の薬剤は出血の原因になり得るため、服薬中であれば必ず医師に伝えてください。
出血が大量・激しい痛み・発熱・めまいを伴う場合は救急受診を検討してください。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:岩下カナコ/40代女性。2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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