お手ごろ価格のスマートウォッチを入手
40代後半から、しっかり眠ったはずなのに朝起きるとスッキリしていない日々が続くようになりました。早めに寝床に入っても、いまひとつ良く眠れている実感が持てず、なんとなく調子が悪いのです。若いときは毎晩グッスリ眠れましたし、朝には今日も頑張ろう!という気持ちになれたのに……。
「もしかしたら睡眠の質に問題があるのかもしれない。今の私の睡眠はどんな状態なんだろう? 確認してみたい」。そう思って、睡眠について計測できるアイテムをネットで検索。いろいろ検討しましたが、最終的にスマートウォッチを試してみることにしました。
スマートウォッチはお値段高めなものから比較的お手ごろ価格のものまでありましたが、まずは3000円台のものをネットで購入しました。スマートウォッチは歩数や脈拍などがわかったり、スマホにメールやLINEが来ると知らせてくれたりするので、とても便利。何より肝心の睡眠時間が朝起きると確認できることが楽しみでした。
浅い睡眠が多い?睡眠改善に向けて行動開始
1週間ほどすると睡眠時間のデータがたまってきて、自分は深い睡眠と浅い睡眠をどれくらいずつ取っているのがよくわかるようになりました。そのデータを見ると、私はやはり浅い睡眠時間が多めで、グッスリ眠れていないようでした。
そこで、睡眠を改善するには具体的に何をしたら良いか調べてみると、寝る前のスマホはブルーライトのせいで脳が活性化してさえてしまうので良くないとのこと。早速、寝る前のスマホをやめることにしました。また、ほかにも良い睡眠を手に入れるためにできることは試してみることにしました。
以前介護施設で働いていたときに、普段は眠りの浅い利用者さんが、ご家族が持ってきてくれたラベンダー精油入りのオイルを塗るとグッスリ眠ってしまったことがあったのを思い出し、自分でもアロマを試してみることにしました。ラベンダーの良い香りに包まれるとなんだかすごくリラックスして、気持ち良く眠ることができました。
アロマが効かないときは漢方薬も活用
睡眠時のアロマを1週間ほど試してからスマートウォッチで取得したデータを見てみると、深い睡眠時間が多くなっており、睡眠の質がずいぶんと改善したことがわかりました。そこで、それからは毎日ではなく、ちょっと睡眠が浅くなっているなと感じたときにアロマをおこなうことにしました。ラベンダーのオイルをコットンに2~3滴落として枕元に置いて眠っています。
それでも心配事や仕事のストレスが多いと、アロマすら効かなくなります。そういうときには、ドラッグストアで薬剤師に相談して購入した加味帰脾湯(かみきひとう)という漢方薬を服用しています。不眠に効く漢方薬はいろいろあるようですが、加味帰脾湯は私のように体力があまりなくて疲労がたまってしまっている人に良いとのことでした。私は毎日続けて飲んでいるわけではなく、本当に疲れていて眠れないときにだけ服用していますが、それで十分な効き目を得られています。
まとめ
私の場合、多少嫌なことがあっても良く眠れるとそれだけで元気が出るので、睡眠不足はできるだけ避けたいと思います。最近、40代後半の友人に「よく眠れないの。どうしたら良いかな?」と相談され、「そう言えば、私も眠れないことがあったっけ」と思い出しつつ、自分が試してよかった方法を教えていました。今でも私自身、時折ストレスで眠れないことがありますが、対処法がわかっているので悩むことはなくなりました。
私は今、50代半ば。いろいろな問題が起きてくる年代だからこそ、しっかり眠って元気を補い、笑顔で日々を過ごしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/サトウユカ
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著者:ririca
いつの間にか54歳になって驚いている今日このごろ。猫2匹とまったりと暮らしつつ、挑戦したいことは前向きにチャレンジ中。