現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。
エゴだと思う。でも…
こいあさんとすんさんは、結婚を決めたタイミングで妊活をスタートさせました。しかし半年経っても実を結ばず……。
不妊治療をするのかどうかの話し合いの中で、こいあさんは、すんさんから言われた「不妊治療で子どもを授かれたとして、金銭的に余裕がなくなってしまったら、子どもに大変な思いをさせてしまうのではないか」という言葉が深く胸に突き刺さりました。
それは、自身も過去に親から「お金がない」ということで強い言葉をかけられたことが影響していました。「子どもにはあんな思いさせたくない」とは思うものの、金銭的に余裕がなくなってしまったら、母と同じことを子どもにしてしまうのではないか。改めて「親になること」について考えさせられて……。
自分のエゴかもしれない。それでもやっぱりすんさんとの子どもが欲しい――。それがこいあさんの本音であり、出した答えでした。ただ、同時にこの段階で「不妊治療はしない」ということも決めたこいあさん。このとき2人で決めていたタイムリミットまで残り3、4カ月。
「できる限りのことはやりたかった。 自分の中でまだベストを尽していない気がした」とこいあさんの中で、可能性が少しでもあるならば、最後まであきらめず走り続けたいという思いがあったそうです。そして、こいあさんの思いにすんさんも応えてくれました。パートナーに受け入れてもらえる、それだけこいあさんは心が救われたことと思います。2人の絆にグッとさせられてしまいました。
監修/助産師 松田玲子
こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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