その手紙に使われていたメモ帳と同じ物をつむ田さんが持っていたことで、先生から「お前が犯人だ」と目の敵にされてしまったつむ田さん。
つむ田さんは「私は犯人じゃありません」と泣きながら否定をするのですが、先生は最後まで信じてくれず……。
そして、先生はこの件をお母さんに電話で共有してしまうのでした。
後日、先生とつむ田さんのお母さんは2人で面談をすることに。
お母さんが教室に入ると、良子ちゃんの机に入っていたメモ帳を見せてきた先生。
さらに、「娘さんはあのことは話してないのかなぁ?」と含みを持たせたような口調で言ってきて……!?
「あのこと」って何!? 先生の説明をよく聞いてみると…
「このメモ帳は娘さんしか持っていなくてですね。
大変残念ですけど、娘さんが犯人で間違いないかと」
先生の根拠のなさすぎる答えに、
思わず顔が引きつむ田さんのお母さん。
「メモは机の中に入っていたんですよね?
ほかのクラスのお子さんの鞄は確認したんですか?」
しかし、お母さんの言葉をさえぎった先生は、
「これは僕も後から気付いたんですけどぉー……」と話しを続けます。
手紙に書かれた「ろ」の文字について指摘し始めたのです。
「それは無理がありませんか?」
思わず否定するお母さんに対して先生は、
「えーそうかな? こんな感じの字を書くときも
ありますけどねー……」とメモ帳を見つめながら返すのでした。
"良子ちゃんの机に入れられたメモ帳と同じ物を持っているから犯人"という、安直な考えを聞いたつむ田さんのお母さんは顔が引きつっていましたが……。先生の言っていることは決定的な証拠にはならないと思うのですが、先生はそのことに気付いていないのでしょうか。挙句の果てには「字が似てる」と言い出すなど、犯人と断定するには証拠が不十分過ぎて呆れてしまいますね。