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「まさか!」40代、気付いたら血圧高めに!食生活を見直して高血圧予防に成功【体験談】

女性は40代になると高血圧に注意が必要だという健康雑誌の記事を見て、久しぶりに血圧を測ってみたところ、想像以上に数値が高かったので早速病院に行きました。もともと私は血圧が低めだったので、まさかこんな数値になっているとは思ってもいませんでした。医師から「食生活を今のうちに見直さないと薬を飲むようになりますよ」と注意を受けたことをきっかけに、今までの食生活を思い切って見直し、血圧を下げることに成功した体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師粒来 拓先生

日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
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気付いたら血圧高めになっていた! 

私は20代のころから普段の血圧は、だいたい最高血圧が90、最低血圧が60ぐらい。献血でも血圧が低めのため断られてばかりという状態だったので、40代になったら高血圧に注意が必要だという記事を読んでも、自分は高くなってちょうど良いぐらいだろうと思っていました。

 

ところが、久々に自宅で血圧を計ったところ最高血圧が135、最低血圧が90と、私にとっては目を疑うような数値が出てしまったのです。驚いて早速行った病院では注意が必要だと言われました。そこで今まで自分には無縁だと思っていた「高血圧」というキーワードが急に重くのしかかってきたのです。

 

私の場合、飲酒も喫煙もしないので、意識して食生活を見直せば、もう少し数値を下げることができるだろうと医師に言われたこともあり、本気で食生活の見直しを考えました。

 

塩分摂取量を減らすため濃い味から薄味へ

醤油、味噌、塩

 

私は高血圧予防のため、塩分のとり過ぎを意識しましたが、食品それぞれの塩分量を計るほどストイックなことはせず、普段から慣れてしまった濃い味付けを薄味にするようにしました。食事は毎日のことなので、薄味にすることで塩分のとり過ぎがだいぶ抑えられると考えたのです。

 

煮物などもできるだけ薄味にし、豆腐などに掛ける醤油は減塩タイプのポン酢に替え、専用スプレーで少量吹きかけるようにするなど工夫をしました。そしてもう1つ、塩分を1/2 にしても2倍の量を食べてしまえば摂取塩分量は同じことだと気付き、食べ過ぎにも注意しました。

 

このようなことをしっかりと意識し続けた結果、約1年後には血圧の数値は最高血圧が120、最低血圧が80になりました。あれから2年近くたっていますが、今でも下がった数値はそのまま変わっていません。そして、濃い味が大好きだった私ですが、今では薄味でないと口に合わなくなってしまいました。

 

 

健康を意識した食事の工夫も

サラダ

 

血圧を下げるために食生活を見直したことをきっかけに、健康のためにも食生活を見直そうと考えました。私は身長155㎝、体重50kgと中肉中背、おなかが少し出てきたことも気になっていたので食べ過ぎに注意しました。

 

また、肉好きな私は肉を使ったメニューが多かったので、バランスを取るために魚介類を多めに摂取鶏肉は胸肉にし、豚肉や牛肉は赤身にし、魚介類はDHAを豊富に含んでいるといわれている青魚を中心に食べるようにしました。

 

そして、できるだけたくさんの野菜を食べようと考えましたが、生野菜サラダはドレッシングなどを使い過ぎる傾向があるため、温野菜サラダを多くメニューに取り入れました

 

温野菜は、看護師さんからドレッシングの掛け過ぎよりおすすめと教えていただいた少量のマヨネーズをポン酢と混ぜ、それを少し付けて食べることに。このような食生活を続けたかいがあってか、現在は体重を2kgほど減らすことができました。

 

まとめ

私の場合、高血圧と診断される前から食生活を見直すことで予防ができたこともあり、無事薬を飲まずに血圧を下げることができました。血圧高めの人対象のサプリもたくさんありますが、サプリに頼ってしまうと基本である食生活の見直しが甘くなりそうだったので、あえて食生活だけで頑張ってみたのです。

 

食生活の他に運動も心がけることが大切だと考えましたが、あまり運動が好きでなかった私は、3階にある自宅にはエレベーターを使わず階段を使うようにし、近くのスーパーなどには車や自転車を使わず、できるだけ歩いて行くように心がけ、それは現在も続けています。50代になる前にこのようにしっかり食生活を見直すことができたことは本当によかったと思っています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:Sakura

子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。

 

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