産婦人科で喉の違和感について相談する
産婦人科の受付で症状を話し、診察の前に更年期かどうかを判断するアンケートを記入しました。内容は普段の生活でどれくらい更年期の症状が出ているかを数値でチェックしていくというものでした。
そして診察となり、先生に喉の違和感を相談してみたのですが、アンケートの結果からまだ更年期とは言いがたいとの返答でした。まだ年齢が更年期には若いことと、生理が割と安定していることからそう判断されたようです。しかし心のゆらぎ、不安感があるということは、自律神経のバランスを崩しているのかもしれないと言われました。
まずは喉の違和感を和らげる漢方「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」を処方してもらいました。「漢方は長く飲み続けないとなかなか効果を感じられない。3年ほどは飲むように」と言われ、私は喉の違和感をとにかく軽減させたかったので、先生に言われた通り、毎日3回食前に飲み続けました。おかげで飲み始めて1年ほど経過するころには喉の詰まりは随分軽減したように感じました。
基礎体温をチェックし、体の状態を知る
先生から基礎体温を記録すると良いと言われました。自律神経のバランスは女性ホルモンとも関連があるそうです。
簡単な基礎体温の記録だけなら、スマホの無料アプリでできるそうで、早速活用してみました。私が使っているアプリは基礎体温や体重などを入力するとグラフで表示されるので、わかりやすいです。その日の体調を自由に書き込めるひと言メモの欄もあったので、喉の違和感がある日を記録することができました。
記録を付けるようになって、喉の違和感が生じるサイクルがわかるように。どうやら、低温相から高温相に切り替わる排卵期に喉の違和感が出るみたいです。いつ喉の違和感が生じるのかがわかっただけでも気持ちが随分ラクになりました。
さらに基礎体温を記録し出して1年以上が過ぎたころ、基礎体温のグラフがガタガタと乱れ出し、安定していた生理周期に変化が起こりました。周期が短くなったり、長くなったりを交互に繰り返すようになったのです。そこで産婦人科の先生に相談し血液検査をしてもらうと、エストロゲンの分泌が減少しているとのこと。更年期に差しかかっているらしいということがわかりました。
うまく気分転換をして更年期をラクに過ごす
産婦人科の先生から、更年期をうまく乗り越えるためには気分転換が大切とのアドバイスを受けました。更年期はささいなことで気持ちがゆらぎ、不安になりやすく、そのせいで喉の詰まりや違和感が生じている部分もあると言われました。
そこで、気分転換になりそうなことを積極的におこなうように。友人とお茶や食事をして話をする時間を多く設けたり、ウォーキングをしてみたり、ヨガで体と心をほぐしてみたり……。さらには『聞くだけで自律神経が整うCDブック』(アスコム)を聴いてみたりもしました。やさしい曲や心地良い曲が多く、たしかに心が落ち着きました。
体を動かしたり、話したり、曲を聴いたりすると嫌なことを忘れ、心がスッキリするのを感じました。
まとめ
私の場合、40代になり、喉の違和感に「あれ? 今までにない症状かも?」 と疑問を抱き、産婦人科で相談したことは結果として大正解でした。喉の詰まりをいち早く漢方で対処してくれたばかりか、基礎体温を付けるアドバイスをもらえたおかげで更年期の訪れを早々に知ることができたからです。また、気分転換を心がけることで更年期の心も体もラクになるというアドバイスも、実際に効果があって、とても助かりました。
これから私の更年期がどう展開されていくのかはまだわかりませんが、産婦人科の先生を頼ったり気分転換をしたりして、うまく乗り越えていきたいです。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:izuみん
小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。